正論に押しつぶされそうに感じている人へ | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

正論というものは、時に人を苦しめるなぁと

度々、思います。

 

正論というからには、論理的に正しいわけです。

「それは尤もですね」と言わざるを得ない。

言われるまでもなく、わかっているようなこともあったりします。

 

けれども

どんな正論も、正論であるがゆえに苦しむ人々がいる。

そのことを忘れないでいるのは重要なことな気がしているのです。

 

 

コロナ自粛

 

「ウイルス拡大防止のために家にいましょう。ひとりひとりの行動が大事です。」

というのは、非の打ちどころのない正論です。

 

それでも

毎日毎日、その正論にさらされることによって苦しんでいる人々もいる。

 

普段、学校へ行っている間、仕事へ出ている間、町をうろうろしている間など

家の外にいる時間こそが、ホッとできていた人がいる。

 

じっとしているとイライラするとか、外へ出ないとつまらないとか

そういうレベルではなく

家の中にいると、苦しくて苦しくて

頭が変になりそうとか、心が壊れそうになるとか、胸がつぶれそうになるとか

もう、ほんとうに死んじゃいそうなくらいに辛い人々がいる。

 

ただでさえ、そんな状態なのに

毎日毎日、正論が聞こえてくるという現状。

 

正論に押しつぶされそうに感じている人へ伝えたい。

 

知っています。

あなたがいることを

わたしは知っています。

わたし以外にも、知っている人がたくさんいます。

 

正論だけが全てじゃない。

正論だけが世の中を作っているわけじゃない。

 

だから、あなたはあなたを、できる限り大事に扱ってあげてください。

 

 

 

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