相手のことを思ってるのか、認められたいだけなのか | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

誰かのために一所懸命やったことが
相手に認めてもらえないとき

「こんなにしてあげたのに・・」
と恨んだり、腹をたてる人に向かって

「そう感じるってことは
相手のことを思ってやったのではなく
認めてほしいからやっていたのでしょ!」
という声を聞くことがあります。


相手のことを思ってやってるの?
相手に認められたいだけじゃないの?

ちょっと待って。


人の気持ちは複雑です。
どちらか片方だけということは、めったにない。


誰かのために一所懸命やるということの中に
相手のことを思う気持ちと
相手に認められたい気持ちの
両方が含まれていて、あたりまえなのです。

当然ながら
認められたい気持ちのほうが大きければ、大きいほど
認めてもらえないときに傷つきます。
そして
傷つくと、腹が立ったり恨んだりしてしまいがちですね。

そして
もうひとつ大切なポイントは
認められたい気持ちを自覚しているかどうかです。

自分では無自覚な、心の奥の

「認められたい」という気持ちがとても大きいとき
人は、むきになって行動してしまうし
それでも認めてもらえなければ
大きな恨みになってしまうということがあります。


「認めてほしい」という気持ちは、悪者ではありません。
持っていていいんです。

持っていていいんだよ、あたりまえだよと
まず、自分に言ってあげること。

そうして
自分ができることをすればいい。

もし、認めてもらえなかったら?

「認めてほしかったのに!」
って思っちゃえばいいんです。
 

認めてもらえないなら、、もうやらない!

というのも、もちろんありですけれど

「相手のことを思う」気持ちが大きければ、大きいほど

やらないという選択は難しいものです。

 

だったら

 

ちょっと休憩したり、自分のご機嫌取りをしたりしながら

できることをやればいいですね。

 

 

 

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