適切なアドバイスのために必要なこと | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

「どうしたらいい?」

 

こう聞かれて、アドバイスしたのに

相手は不服そうだったり、反発したり

がっかりしたようにため息ついたり

怒りだしたり。。

 

という経験のある方は、少なくないのでは?

 

その原因となっているのが

アドバイスというものが

「わたし」が主人公であるか、単なる一般論であるかのどちらかになりがちだからです。

 

そんなとき「わたしなら、どうするか?」

以前似たような状況になったとき「わたしは、どうしたか?」

そういうとき「一般的には、こうするものだ」

 

けれども、アドバイスに最も大切なのは

実際に行動するのは、「どうしたらいい?」と言ってきた相談者だということ。

 

「その人が、今できるかどうか」という視点が大事なんです。

「わたしだったら」ではなく

「一般的には」ではなく

「今のこの人なら」ということです。

 

 

たとえば

高い場所にボタンがあって、それを押して先へ進みたいとします。

 

手を伸ばしても届かないので

「どうすればいい?」と、AさんとBさんとCさんが聞きました。

 

Aさんは身長170センチ、Bさんは160センチ、Cさんは150センチだとしたら

同じアドバイスをするでしょうか。

 

Aさんには「かかとを浮かせて背伸びしてみたら?」

Bさんには「ジャンプしてみたら?」

Cさんには「踏み台を使えば?」

と、違ってきます?

 

いやいや、それではまだ、身長しか考慮していません。

 

Aさんがつま先を怪我していたら?

Bさんがジャンプ力がなかったら?
Cさんが踏み台を持ってなかったら?

 

Aさんが木刀を持っていたら?

Bさんがバスケット選手でボールを持っていたら?
Cさんが物凄いジャンプ力の持ち主だったら?

 

 

その人が今

どんな状態なのか

何(どんな能力)を持っているのか

 

それを知れば知るほど

その人が「今、できる」適切なアドバイスに近づいていきます。

 

適切なアドバイスのために必要なのは

今のその人を知るということです。

 

 

ここからは余談ですが

今のその人を知るために重要なのは

「まだ知らないことがある」という、自覚を持つこと

相手のことは全て知っているという奢りを捨てることです。

 

相手が身近であればあるほど

知っていると思い込んで、それ以上知ろうとしないので

要注意です。

 

 

 

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