Aさんと、その息子Bくんとのお話です。
(クライエントではありません。そして、本人の許可を得て掲載しています)
Aさんから見たBくんは
問題なく、日々を過ごしていたそうです。
ところが
ある日
「欠席が多いので進級が難しい」という連絡が
学校からありました。
本人に確認すると
行ったフリをしてサボっていたことが判明。
A 「行きたくなかったわけ?」
B 「うん」
A 「行きたくないって正直に言う、っていう選択肢はなかったの?」
B 「うーん・・」
A 「嘘つくより楽じゃない?」
B 「いや、、嘘つくほうが楽」
AさんはBくんが宇宙人に見えたといいます。
嘘つくってしんどいことじゃないの?
嘘つくのが楽なんて、その感覚、わからない!!
と思ったと。
そして
わからないのだから
そのまま認めるしかなかった
とにかく、Bくんについていくしかなかった
と、Aさんは言います。
結局、Bくんは留年して、立て直すことになり
Aさんは、Bくんに細やかに目を配るようになりました。
いろいろと質問することも多くなりました。
なにしろ、相手は宇宙人なのだから
聞かないとわかりませんからね。
そんなある日
「お話があります」と、あらたまった口調で
BくんがAさんに言ってきたそうです。
A 「なんでしょうか?」
B 「家にいるのがしんどいです」
Aさんは
自分がいろいろと聞きすぎて追い詰めたか?
と思い、その答えを覚悟しつつ聞きました。
「しんどいのはなぜ?」
ここで
Bくんからは、予想外の答えが返ってきたのです。
長くなるので、今日はここまで。
続きは明日、書きますね。