「〇〇の能力がある」という視点 | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

今日は、ちょっとプロ向けのお話をしたいと思います。

なので

表現が固くて、わかり辛いようでしたらごめんなさい。

 

 

カウンセリングでは

「見立て」というのを行います。

 

クライエントの話を傾聴し

「この方の苦しさの原点はここだな」

とか

「今の段階は、このあたりだな」

というのを

心理学に基づいて判断し

次のアプローチを考えるのです。

 

ここで、陥りがちな落とし穴があります。

 

今のクライエントの状態を

直さなければならないもの、変えなければならないもの

として、見てしまうことです。

 

たとえば

どんな出来事も自己否定の材料にしてしまう人に対して

「それではダメだから、自己肯定できるようにするには

どうアプローチすればいいのか?」

と考えてしまうんです。

 

そんな視点で考えたアプローチが

功を奏して、クライエントが楽になればそれでいいのですが

 

どんな方向からアプローチしても

ちっとも進まないのなら

それは、視点が違うということです。

 

では、どういう視点を持てばいいのかというと

「この人には、どんな出来事も自己否定の材料にする能力がある」

という視点です。

 

要するに、原点に返れ

ということです。

 

目の前にいる、今のクライエントをそのまま認めること

その存在に感謝すること

生き抜いてきた力を尊敬すること

 

その能力は

今は自分を苦しめている能力かもしれませんが

生き抜くために身につけて来た能力なのだから。

 

 

 

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