自分自身の決めつけから自由になるタイミング② | 自己受容から広がる世界~ゆるなら風舎~

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

昨日の続きです。

 

困り果てるというのは

万策尽きるということです。

 

ものすごく困っていて

それを解決するために

いろいろ考えて

思いつく限りのことはすべてやってみたけれど

どうにもこうにもならないということ。

 

自分で

考えたり行動したりはしない場合は

ものすごく困っているのかもしれませんが

まだ、困り果ててはいません。

 

万策尽きて

「もはや、これまで」という状態が

困り果てた状態です。

 

ここで終了という手もあるのですが

それでもジタバタしてしまうときもあります。

 

万策は、実はわたしの万策

わたしが決めつけていることも含めての万策

ジタバタして、1001策目を求めたとき

「あらまぁ、決めつけてたわ」

という気づきを得られたリするのです。

 

 

ちょっとかわいらしい例になりますが

小学5年生のときのことです。

 

各クラスから、書記1名と副会長1名の

児童会役員候補を出さなければなりませんでした。

3クラスからそれぞれ候補者を出し

立会演説会をして4年生以上の生徒が投票して

各1名ずつを決めるのです。

 

(今にして思えば

立候補といいながら各クラスから必ず出してください

というのは、ムチャぶりですけれど

当時は、そのシステムの無理矢理さには気づいていませんでした。)

 

書記は自ら手をあげた子がいたのですが

副会長は誰も手をあげませんでした。

学級委員のAさんが「どなたかいませんか?」と困っていました。

 

Aさんは人気者でしたし

普段から、皆何かとお世話になっていました。

友達がいないわたしにも、彼女は優しかったので

わたしも好きでした。

 

「Aさんがあんなに困ってるんだから、誰か手をあげてあげればいいのに。。」

普段自分の意見をはっきり言う子たちを

順番に見てみましたが、皆下を向いています。

時間ばかりがたって、困り果ててしまいました。

 

突然、自分の中で声がしました。

「誰かって言ってないで、自分がやれば?」

 

はあ?何言ってるの?

わたしなんかにできるわけないじゃない、児童会役員だよ?

 

え?

できるわけない?ほんとに?

 

気がつくと、手をあげていました。

「わたし、やります」

 

しまった、、やってしまったと後悔しましたが、後の祭り。

児童会役員になりたいとは微塵も思っていなかったので。

ただ

「人にやれと思うくらいなら自分がやれ」というのが

そのときの、わたしの1001策目だったんですね。

 

まあ、投票で落ちるだろうしいいか

と思ったわたしが甘かった。

なんと、当選してしまったんです。

そして

1年間、児童会副会長をやりました。

存外、楽しかったです。

 

「わたしにできるわけない」という決めつけは

見事に打ち破られたわけです。

 

 

大人になるにつれ

困りごとというのは複雑化したり、深刻になったりもしますが

やはり、困り果てたときが

自分の決めつけから自由になれるタイミングであることは

結構あります。

 

 

 

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