「イジメが怖くて・・・」
というお母さんに
よく出会います。
【自分の子どもが虐められないようにするには、どうしたらいいのか?】
不本意に同調するのもどうかとは思うけれど
周りからあまり浮かないようにした方がいいのではないか。
服装、持ち物、習い事、視聴するテレビ番組・・・
周囲に合わせておいてやらなければ。
それは
視点が違うと思うのです。
【自分の子どもが虐めないようにするには、どうしたらいいのか?】
本当に大切なのは
この視点です。
虐める子がいなくなれば
虐められる子はいなくなります。
【虐められないために】
という時点で
イジメを容認していますよね。
子どもは表現する言葉を持っていないだけで
大人の気持ちに敏感です。
大人の、そのような気持ちを
肌で感じてしまいます。
【虐めないために】
できることをする。
イジメなんかより楽しいことがいっぱいあると教えること。
思い遣るということを、日頃から実践してみせること。
愛を注ぐこと。
協調性とは
個人を尊重した先に生まれるものだと伝えること。
まず集団ありき、ではなく
まず個人ありき、なんです。
自分を大事にすることは
ときにはわがままであったりするけれど
わがままとわがままをぶつけることで
子どもは
自分と同様に、相手にも心があることを知ります。
喧嘩して
罵り合って
わあわあ泣いて
それでも
また一緒に遊びたいから、ごめんねと言う。
そうして
お互いを認め合って
譲り合ったり
ときには我慢することを覚える。
その先に、自然に生まれてくるのが
協調性です。
思い遣りあうことが協調性を生む。
わがままを言うことも
喧嘩をすることも知らないうちに
「みんなと仲良く」という
大人視点の協調性を強要することで
イジメが増えているような気がしてなりません。
とはいえ
実際にイジメはありますよね。
わが子が虐められたらどうするんですか?
答えはひとつです。
全力で守ってあげてください。