『誰かを喜ばせるために自分の人生を生きることはできないの』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

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 誰かを喜ばせるために自分の人生を生きることはできないの

  (映画「アリス・イン・ワンダーランド」)

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大切な人に喜んでもらいたい

 

それは、自然に起こる思いですね。

 

けれども

それが行き過ぎて

 

喜ばせることのできる自分でなければ

価値がないとか

喜ばせることができないなら

なんのために生きているのかわからない

ということになってしまっている人に

出逢うことがあります。

 

たとえば

親の望みに沿えず、喜ばせることができない

と、自分を親不孝だと責めていたり。

 

恋人をがっかりさせてばかりなので

もっと努力をしなければと、無理をしたり。

 

自分のしたことで

誰かが喜んでくれたら

それにこしたことはないけれど

 

その「誰か」を主人公にした物語は

自分の人生ではないのです。

 

自分の物語(人生)は

自分を主人公に紡いでいくものなのだから。

 

 

喜んでもらえて、嬉しくなったり

がっかりされて、しょんぼりしたり

感謝されて、あたたかい気持ちになったり

不満を持たれて、悲しんだり

 

そんないろいろが

人生を彩っていくのだから。

 

 

〖カウンセリングルーム風舎〗