『最初から、それぞれ違うもんだと思って扱うし、本人達もそう思わなくては共同生活はできないな』 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・箱庭療法・心理学レッスン・セラピスト支援などをしています。

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 最初から、それぞれ違うもんだと思って扱うし
 本人達もそう思わなくては共同生活はできないな。

  (「棟梁」 小川三夫 聞き書き:塩野米松 )

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宮大工の「鵤工舎」前舎主、小川氏の言葉です。


「鵤工舎」は
修行中の宮大工らが、共同生活をします。

共に生活することで
宮大工になっていくから
だそうです。


それは
皆が同じようになっていくとか
棟梁に合わせていくとか
そういうことではない。

人はそれぞれ違っていてあたりまえだから。



共に仕事をする

共に活動する

共に家庭を築く

共に・・・・



他者と共にいるということは
自分とは違う他者を
あたりまえだと思うこと。


そうでなければ
共にいることは
とても苦しいことになる。


そう
思うのです。