怪我をしたり、内蔵の不具合で倒れたりしたとき
応急手当はとても大事です。
適切な手当てを、できるだけ早くすることで
傷や病気の回復の早さが違ってくるし
後遺症が残る可能性も少なくなります。
心も同じ。
天災、事故、身近な人の死、虐待、DV・・
そこまで大きなことではなくても
心に大きな傷を負ってしまったとき
身近な誰かが
心の応急手当をすれば
早く回復するし
トラウマ化するという後遺症も、起こりにくくなるのです。
心の応急手当として
とても有効なものが「傾聴」
心を傾けて聴く。
そのときの気持ちを大切に聴く。
ただ、それだけのことです。
本当に傷ついている人には
「かける言葉がない」のが、正直なところだし
それで、あたりまえだと思います。
何かを言ってあげるより
聴くこと。
大切な人の大切な気持ちとして
ただ、聴くことが
心の応急手当になるんです。