ぜんぶオレがやってきたことだ。
良かったのも悪かったのもオレだからな。
(「ファイナルファンタジーⅧ」)
*** *** *** ***
もう昔のことですが
わたしは
「誰も傷つけないくらい強くなりたい。」
と、本気で思っていました。
そして
自分の罪を自分で裁くことが
懺悔だと信じていました。
無駄に自分を責めることは
罪を引き受けることではない。
責めることで許されようと思うな。
自分の罪深さを忘れるな。
そんなふうに
自分を律していました。
いやぁ、ガッチガチでしたね、わたし。
他者には「自分に優しく」と伝えているのに
自分自身は、それに反していました。
おやまぁ!なんてことっ!!(笑)
どんな自分でも
自分は自分をやめることなんかできなくて
そのときのbetterを選んで生きてきて
その選択が
取り返しのつかない事態を巻き起こすことになったり
誰かをとても傷つけたり
そういう自分を引き受けることは
責めることでも裁くことでもなく
おそらく
そんな自分がいたよねと
さまざまな歴史を抱えて
今生きている、自分の生命を祝福することなんだ。
わたしは
良いこともしたし、悪いこともしたし
きっと、これからも
良いこともするし、悪いこともする。
そうして生きていく。
今ここにいる、自分の生命を
わたしは、祝福しています。