今日のことだまは
【間違うちゅうほうが間違うてないほうを許したりできんろうがね】
(「空の中」著:有川浩)
人は間違える生き物です。一生のうちにたくさん、間違えます。
どんなときに間違えるのかというと、様々ですが
とても深く傷ついているときには、特に間違えやすいです。
その傷を他者のせいにして責めたり、
因果関係のないところに無理矢理こじつけてしまったり
してしまいがちです。
間違ってないのに責められたほうは、理不尽に傷つきますよね。
責めている人に「もう、責めないで!許して!」
と悲鳴をあげることもあると思います。
けれども、そもそもが理不尽なものですから
「許す」ということはできないのです。
責める権利がないのに責めたわけですから
許すということもあり得ない。
間違えたほうは、いずれ間違いに気づくかもしれません。
気づけば謝ればいいのですが、素直に謝れない場合もある。
また、ずっと間違いに気づかないかもしれない。
理不尽に責められたほうは、どうすればいいのでしょう。
その人とは関わるのをやめるというのは、適切ですが
関わりをやめられない相手
例えば親だったり子どもだったり兄弟姉妹だったり・・
なら、どうすればいいのでしょう。
この言葉を発した老人は、続けて言っています。
― やき、あんたが許しちゃりなさい。
相手が間違ったことを許してあげる。
そうすると、すぅっと楽になるものです。
許すこと、赦すことは、自分自身を労わることにもなるのです。
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