勝つ気があるならAV捨てろ
来る12月8日(土)14:00~江戸川区球場にてサタテーチャンピオンズリーグの決勝戦が行われます。
相手は好投手を擁し、打線にも勢いがあるアロハさん。これまでにも増して、厳しい戦いが予想されます。
だからこそ、勝とう。どんな劣勢守勢も跳ね返してきた今年のチームなら大丈夫。
12月8日、マウンドでどれだけ心細くても、打席でプレッシャーに押しつぶされそうになっても、みんなの周りには1年間ともに戦ってきた仲間がいる。You are not alone. 全員の力で栄冠を掴もう。
そのために。12月3日から7日までの5日間、weekday aloneな僕らは孤独に負けずに、各々準備をしなければなりません。
みんなにやって欲しいことは1つだけ。たった1つ。今さら素振りしろだのダッシュでキレ作れだの、言うまでもないことですもんね。だから1つ。これだけはお願いしたい。エッチビデオを捨ててください。
試合前だから禁欲しろとか、そういうことではないです。むしろどんどんいっちゃってほしい。イコーゼイコーゼ!
なら何かって、イメージを大切にして欲しいんです。ヴィジュアライゼーションが欲しい。
イメトレの有効性なんて何年も前から言われていることなので、今更そんな話はしません。
とにかく君は、部屋にあるエッチ系の記憶媒体、書物、ブックマークや秘密フォルダを全て廃棄することです。それが優勝への小さい、しかし力強い第一歩です。
イメトレに慣れていない人は、いざ江戸川球場でセンターオーバーのスリーベースを放つイメージをしようと思っても、上手く入り込めません。現実世界の雑音や雑念に、すぐに妨げられてしまいます。
それでは思うような結果が得られません。そりゃあ初心者がいきなり極上の空想スリーベースなんか打てたら誰も苦労しません。
確固たるイメージ世界をつくり、入り込める僕のような男はね、みなさん驚かないで下さいよ、中学1年から12年間、ずぅーーーっと妄想でモナニーしてきてるんですよ。TSUTAYAの18禁コーナーなんて入ったこともない。
その妄想世界の中で僕は、肌触り、温もり、シャ○プーの匂い、その他(グロテスクになりすぎるので割愛しますが)諸々、五感をフル活用して男を磨き続けてきました。
イメージの中で五感が使えるようになると強いです。イメージに集中できますし、そのイメージが(恐らく)結果に繋がりやすくなる。
性的なイメージは多くの男性にとって最も馴染み易い空想だと思います。だから最高のイメトレをする土台作りに、もっとも適していると僕は考えています。
風船会隊士諸君、まだ時間はある。
今日12月3日から5日までの3日間、脳内エッチで空想力の基礎作りをして下さい。
3日間、我武者羅にひたむきに、より鮮明に生々しく、視覚嗅覚触覚聴覚味覚、全ての感覚をフル動員して空想の揺るぎない基盤を築いて欲しい。
そして6日7日は、各々の江戸川球場で思う存分暴れてください。
冬の14時-16時といったら、透き通った空気、徐々に赤みを増す西日、乾燥した砂埃。
チームの盛り上がりは最高潮。森田のヤジ、南部の強張った表情、姉さんの高い掛け声。
ツーアウトランナー2塁、風はレフトからライト、得点は1-1。
ワンボールからの2球目、アウトコースのストレート。タイミングバッチリ。
最短距離で振り抜くと、打球はセカンドの頭上を抜けていく...
どこか痛い人は、寝る前に布団の中で、ゆっくり5数えてください。
全身の力が抜けて、重みを背中で感じてください。
もう1度、5を数えると、足の指先から頭のてっぺんまでジンワリ温まる。
次の5カウントで、その熱が全部痛い右肩に集まって、ホグしてくれる。
最後に5数えたらその熱が痛みを抱えて、天井の方へ蒸発していく。
聞いてますか、岡ちゃん?
たぶん決勝直前にできることなんて、こんな風にたかが知れてます。
たかが知れてるけど、限られた時間の中で、みんな最高の準備をして8日を迎えましょう。
絶対勝とうよ。全員で。
公演 本村妄想彦
生と性のチンポジウム「視床下部欠落者討論会」より
参考文献
本村下衆彦(2012)『脳内千人斬り伝説(上)』 週刊下ー衆ボール文庫
山岸ユウヂ(1999)『グミ・チョコレート・パイン(カルピス編)』 下衆川文庫
風船会のジェントルマン・深川、敢闘選手賞受賞!!(11/25)
【深川選手、敢闘選手賞受賞!】
先日幕を下ろした小松川秋季大会。惜しくも優勝を逃した風船会からジェントルマンこと深川和人選手(25)が秋季大会の敢闘選手に選出された。
惜しくも敗れた決勝戦。1番・レフトで先発出場した深川選手はいきなり初球を叩き、2塁打で出塁するし先制のホームを踏むなど3打数2安打の活躍をみせるなど、今大会の通算打率が. 429(7-3)と大活躍。文句なしの選出となった。
打率 | 試合 | 打数 | 安打 | 打点 | |
2011年 | 324 | 15 | 34 | 11 | 6 |
2012年 | 281 | 17 | 32 | 9 | 4 |
上記の表のように昨年規定打席にわずかに届かなかったものの打率3割をマークした深川選手。
今季も昨年同様安定した成績を残している。
今季チームの活動が土曜日メインになったことで、仕事の都合上出席率が低下してしまったものの、参加すればコーチャーを積極的に行うなど献身的にチームを支えている。
また出場すれば必ず結果を残している。
SCLでの出場試合は途中出場の2試合のみであるが
BLUES戦の1点ビハインドの最終回に代走で出場し見せた、ホームへのヘッドスライディングでの同点劇はチームに勝ち点・1をもたらすビッグプレーだった。
外野手が豊富(?)な風船会の中できっちり存在感を示しており、チームにとって欠かせない存在である。
(週間下ー衆ボール・記者見習い TAMA宮清純)
最後になりますが
「ガワさん!受賞おめでとう!!(^◇^)」
本村投手粘投報われず・・・小松川秋季大会は準優勝・・・(11/25)
打球が荒川に突き刺さった瞬間、本村投手はマウンドでがっくりうなだれた・・・
11月25日に行われた小松川秋季大会・決勝。
南部監督に自ら先発を直訴してマウンドに上がった本村投手。
いきなり深川選手のレフトオーバーの2ベースから齋藤選手の2点タイムリーで先取点を得ると、さらに自身でもタイムリーを放ち、気分よく迎えた3点リードの初回に
少しだけ
ほんの少しだけ
本当に少しだけ
制球を乱し7失点。
2回以降は立ち直りをみせるも、迎えた5回。
再び小松川の魔物が本村投手に襲いかかった・・・
投じた渾身の1球は無残にも荒川に突き刺ささりコールドが確定するサヨナラ2ラン・・・
今季、本村投手が小松川26面で10イニング投げ、浴びた5本目のホームランは風船会の小松川大会の最後の1球となるだろう。
思い出されるのは3年前の小松川秋季大会。
冨士登投手の後を受け1点ビハインドでマウンドに上がったもののいきなりの4連続ストレートの四球で1点。さらに続く左打者に初球のめちゃくちゃ置きにいったボールを左中間に運ばれ、満塁ランニングHRでKO。
この出来事は初代・風船会メンバーには「泣き彦の17球」として永遠に語り継がれている。
その「泣き彦の17球」に負けないインパクトを残した今回の被弾。
冬近く、冷たく冷える東京湾に白球は流れていった。
出典
TAMA宮清純(2009)『泣き彦の17球~俺と被弾とときどきタナガ~』
週間下ー衆ボール文庫
【以下、冨士登選手のコメント】
「Mちゃんのサヨナラコールド被弾、見事でした!」
ドイツからの使者オータ入団(11/17)
ドイツ・ミュンヘン生まれの風雲児、オータの入団発表が17日行われた。
アイラブミュンヘンのパーカーを着て現れたオータ。
ハイスクール時代はドイツ代表GKカーンに憧れ三塁手として活躍。
ポケモンのゴローンを彷彿とさせる肉体からオニスズメのような打球を連発し、アドルフ君やフリードリヒ先生から恐れられた実績を持つ。
17日は早速練習に参加するように勧めると、ドイツ語で男性器を意味するHOSEIと描かれたベースボールシャツを着用。
プレーを見せるまでもなく、下衆ぞろいの風船会メンバーを一瞬で黙らせた。
しかしいざ練習が始まると、バッティング練習でもバント練習でもポップフライを連発し、すぐに初期メンバーと友好ムードに包まれた。
練習後の会見では南部監督にユニフォームを着せられ、緊張の面持ちを浮かべるオータ。
風船会とは日本語でどういう意味なのか?と通訳に訪ねると、チーム下衆数今期1位をひた走る佐藤琉一はすぐさま「避妊具だよ」と嘘知識を刷り込んだ。
すると緊張で強張ったオータの顔もたちまち和らぎ、「このチームなら自分の力を解放できる。だって避妊具がファーラウェイしちゃったんだろ、ファファ」とジャーマンジョークを披露。
風船会唯一の良心である南部監督の悩みの種は尽きない。
記 週刊下ー衆ボール・本村
タイトル争い熾烈...森田選手2冠に黄色信号?
中でも目を引いたのが森田祐基選手。この2試合で3本塁打の6打点と大暴れ。
一気に打点ランキングトップを走る本村選手の35に並び、本塁打は2位に3本差をつける単独1位へ躍り出た。
高校大学と野球エリート街道を歩んできた男が、冬場へきてエンジン全開、量産体制へ入った。大一番へ向け、チームとしてもこれ以上の好材料は無い。
本塁打ランク2位のコースケ選手は野球留学のため、8月から長期戦線離脱中。今期残り7試合、本塁打王はほぼ当確だ。
打点王も浮ついている本村選手が冷温停止状態となれば、2冠王はほぼ手中かと目された。
事態が急転したのは11日の試合後だ。
選手がミーティング会場である中華料理屋から引き上げる中、“永遠の秘密兵器”田中選手が報道陣に奇天烈構想を展開した。
「森田はひまわりの花、私は日本海の月夜にひっそりと咲く月見草ですよ。」
どこかで聞いたことのあるフレーズから、田中のウルトラC演説は始まった。
「こっちは(サッカーの指導が忙しくて)来たくても来れない。打席数の格差社会。これでは良い競争は生まれない」
と見当外れな自論をまくしたてると、
「自由競争の社会。タイトル争いに公平な機会を!」
と自前のプラカードを高々と掲げ、中華料理屋の店主に怒られた。
それでも興奮収まらない田中は、今期残り試合での成績計算について言及。
「決勝戦の成績は3倍、本塁打1本で3本分、盗塁2つで6盗塁で積算するべき。それでこそ緊張感が高まる」
このプランを聞いた南部監督に「お前SCL決勝戦出るの?」と冷静になだめられると激高。
「だったら最後の紅白戦はイチ万倍!一粒万倍!1本塁打で1万本!森田越え余裕!10000対6で圧勝!」
そう叫び終えると、再び店主に怒られ無言で会見場を後にした。
このズレたプランを伝え聞いた高江洲選手は、
「とってもクレイジーだけどワクワクする。2人で幸せを掴みたい」と報道各社へFAXにて声明を発表。
晴れてこの2人は、12月15日の紅白戦を荒っぽいクイズ番組顔負けの1万倍ゲームで挑むこととなった。
万が一、紅白戦で2人が3打数0安打ともなれば、
田中の今期成績は30035打数7安打(打率0.000233)
高江洲に至っては30015打数1安打(打率0.000033)
と天文学的な数字となり、一生かかっても1厘に満たない打者になってしまう。
それでもなお、森田に食って掛かる2人の勇気は、祐基の2冠を脅かす。
記 週刊下ー衆ボール・本村