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岡本快投!本村粘打!SCL初優勝達成!!(12・8)

12月8日(土)、江戸川区球場にて風船会FARAWAYSとアロハによるSCLチャンピオンズトーナメント決勝戦が行われた。アロハは予選Aグループを5勝2分けで1位通過し、トーナメントも順調に勝ち上がり今シーズンのSCLで唯一、土つかずで決勝戦に進出した強豪だ。


試合は初回、1番・森田選手がレフトオーバーの3ベースでいきなりチャンスをつくると、2番・本村選手がきっちり転がし先制。3回には本村、伊藤のタイムリーで2点、さらに1点を加えた7回には6番・藤ノ木選手のタイムリーでダメだしの5点を加える。


守っては発熱&肩痛の先発・岡本投手が被安打2、7奪三振の今季一番の投球で強力アロハ打線をシャットアウト。5-0でFARAWAYSが勝利し、SCL初参戦・初優勝を達成した。


SCL予選の初め3試合で2敗1分けと、もう一敗も許されない状況になったFARAWAYSだったが、そこから驚異的な粘りを見せ予選リーグ第4戦から決勝まで8連勝を記録。まさに崖っぷちからの快進撃だった。


投の主役・岡本選手は予選リーグではなかなか本来の実力を発揮できなかったが、チャンピオンズトーナメント4試合では


防御率 試合数 イニング 奪三振 WHIP
0.54 4 26回0/3 21 0.615


と素晴らしい成績を残した。


また打の主役・本村選手は準決勝・決勝と貴重な先制打を含む2打点と勝負強さを発揮。チームの勝利に大きく貢献した。


その他にもリードオフマンとして幾度もチャンスメイクした1・2番コンビ。チーム状況によって複数のポジションをこなした斉藤選手、勝田選手等、チーム全員がそれぞれの役割をしっかりこなした全員でつかんだ優勝だった。



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▲SCL最多勝が確定した岡本投手

下手クソの王道野球を目指して

2012年12月8日は、僕にとって忘れられない日になりました。

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SCL優勝。さらにMVPまで頂いてしまって、本当に野球を続けてきて良かったと、心の底から思いました。

まさかこの齢になって本気で野球ができるとは思ってもみなかったし、本気で勝ちたいと思える舞台が草野球の中にあるとも、少なくとも今年が始まるまでは思いませんでした。

このような素晴らしいリーグで野球ができたことを、まず感謝したいです。
そしてそんな中で新参者ながら見捨てられることなく、一年間僕ら選手がプレーに集中できたのは、チーム外交や煩わしい雑務を一手に引き受け、淡々とこなしてくれた南部代表のおかげです。シラフで言うのは嫌な感じですが、本当にありがとう。若いチームが空中分解せず、思い切り野球を楽しめた貴重な時間は、代表の辛抱強いマネジメントの賜物です。

南部がしつらえた土俵の上で、チームは大きく成長できました。この実感は各々が感じていると思います。

下手クソ小松川球児が大半を占める中で、それでも勝てる方法を、森田を筆頭に考え、実践し、試合に勝って自分たちのものにしていったのが今年の良いサイクルでした。

個人的な話をすると、僕は勝つための戦術やアイデア・知識は中・高・大とかなり溜め込んできたつもりです。ただ、選手として結果が伴わなかったために説得力も出せず、行き場を失っていました。
そんな社会では屁の役にも立たない溜め込みを、野球エリートの森田が引き出してくれたおかげで、自信を持って勝つための提案をチームにできるようになりました。
悶々としながら「こうすれば勝てるのに」と考えていたことが、言葉になってチームに伝わり、少しはチームの力になれたのではと思っています。このことが僕にとっては、これまでの日陰しかなかった野球人生が報われたように思えて、なんとも言えない良い気持ちになります。

僕の満足感はさて置き、今年のこの結果は、下手クソな各々がただ気持ちよく楽しい野球をするのでなく、どうすれば一点をもぎ取れるか、どうすれば勝てるかを真摯に考え、実行したからこそのものと思います。
その過程で見えてきた風船会の型は、来年以降にも繋がる何よりのチーム財産です。

ただ、南部がインタビューでも言った通り、今年は相手チームがウチをよく知らない中での勝利です。来年はよりやり辛くなると思います。

一方で、まだまだやれることもいっぱいあります。ワンバンしかり、ギャンブルしかり、バントなんか誰もできないわけだしね。
だからこそ、チームの伸び代はまだまだある。

下手クソでも、身体能力が大人と子供でも、「今からできる」ことを突き詰めていけば、どんな強いチームを相手にしても、堂々と戦えると信じています。

来年も、みんな個人が成長して、チーム全体が結束して、さらなるレベルアップを目指して頑張りましょう。
下手クソの王道野球を目指して。

#7 本村

11・30チームミーティング開催!大富豪の栄冠は白濱捕手に!

11・30(金)の深夜、SCL決勝を1週間後に控えFARAWAYSは一部有志によるチームミーティングを開催した。


ミーティングに費やした時間は実に5時間。相手投手の対策から打線の課題等その内容は非常に濃いものとなった。なかでもミーティング終盤に行われた、駆け引きのトレーニング・「大富豪大会」は大いに盛り上がった。


この「大富豪大会」で見事、MVP(大富豪)に輝いたのが、今季風船会に加入した超大型ルーキー・ぺヤ濱こと白濱清久捕手(25)。


齋藤良太選手の「2アガリ」、本村雅彦選手の「11アガリ・どや顔2連発」など多くの好プレーが飛び出る大混戦の中、学生時代からならした手腕をいかんなき発揮し終始安定した戦いを披露。圧倒的な強さを発揮して文句なしのMVPとなった。


さらにMVPを受賞し気を良くした、白濱選手は深夜3時半にも関わらず、「 ペヤング ソースやきそば超大盛タイプ 」(通常サイズの2倍)をわずか50mを歩いてるうちに完食するという荒技を披露すると、たたみかけるように横になり、ものの数秒のうちに眠りにつくなど大暴れだ。


▲白濱選手が食した、「 ペヤング ソースやきそば超大盛タイプ 」




葛西支部スカウトの目にとまり、今季入団した白濱選手。

小中と地区では大型捕手として名を轟かしたが、今季は長期間のブランクから肩痛を発症。2塁にまともにボールが投げれない日々が現在も続いている。


それでもミーティング翌日の土曜日にはキャッチャーミットとグローブを購入する気合いをみせると、翌日には肩痛をおして強行出場し、チーム初安打となる強烈なレフトへのヒットを放つ活躍を見せた。


まだまだブランクは否めないが、それでもチームに欠かせない存在感をだしつつあり、完全復活が楽しみである。



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吼えろ!森田!!勝利の雄たけびを!!

今週土曜日にSCL決勝を向かえるFARAWAYS。


対戦相手は今季SCL絶好調のアロハ。今季は予選Aグループを5勝0敗2分けの1位通過の強豪だ!(今季予選、負けなしは32チーム中アロハのみ)


その強豪相手にFARAWAYSが勝つためのキーマンは間違いなくこの男だろう。



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風船会のスラッガー・森田祐基選手。



昨シーズンチームに加わったが、昨シーズンはなかなか出席率が上がらず昨シーズンは



12試合 打率.290 1HR 5打点



この男の実力からすれば到底満足できない数字だった。


今季もシーズン当初はなかなか出席もできず、また打撃不振も重なり1~8月までの成績は



18試合 打率.189 2HR 11打点



と信じられない成績・・・



今季も本来の実力を発揮できないのか・・・



いや!そんなことはない!

そんな不安は自らのバットで吹き飛ばす実力を持っている男だ!



17試合 打率.396 4HR 24打点



9月以降の活躍は数字を見れば語る必要もないだろう。


転機は9月8日の対TDBC戦。


初めて2番打者として出場したこの試合で、サヨナラ打を含む3本の2ベースを放つと、以降は2番打者に定着。


メジャーリーガーばりの強打の2番の誕生がチームの勢いを加速させ、

1番・佐藤、2番・森田、3番・本村は後半戦の風船会の得点の象徴となった。


またチームを引っ張ているのは打撃だけでない。


毎週のように開かれる金曜日のミーティング。


FARAWAYSが強くなることを常に考えるその姿勢はチームメートの信頼を得た。


「森田がいればチームが強くなれる!」そう思わせてくれるのがこの男だ!



高い技術だけでなく、熱いハートを持っている男


誰よりも優勝にこだわる男


そしてチームメートに誰よりも信頼されている男


「吼えろ!森田!」

勝利を呼ぶ込むのはお前のバットだ!!!


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OP戦ダブルヘッダー連勝!藤ノ木(潤)完封勝利!!(12/2)

風船会 Faraways


12月2日(日)、墨田区堤野球場にてOP戦ダブルヘッダーを行ったFARAWAYS。


気温がなかなか上がらない寒空の中、登板した藤ノ木(潤)、岡本、森田、本村の4投手が2試合を無失点と好投し、SCL決勝戦を前に順調な仕上がりを見せた。


なかでも第1試合に登板した藤ノ木(潤)投手は、目黒区1部を制した強豪・gettersの強力打線相手に力投し昨年10月以来の7回完封勝利をマークした。


昨年夏のエース・岡本投手の一時離脱時は、投手陣の柱として大活躍した藤ノ木投手だったが秋以降は変化球の精度に苦しみなかなか結果が出ない日々が続いた。



今季も小松川春季大会で滅多打ちに合うなど、本来の実力を完全に発揮できていなかった。



だがこの日は課題のカーブが素晴らしく、得意球のツーシームとのコンビネーションが抜群。打たれた安打はわずか2本。打たせて取る投球で昨年を上回る7勝目をマークした。



昨年調子を崩したシーズン終盤に、見事復活を印象付けた。



SCL決勝前に心強い投手が加わったFARAWAYS。


迫るSCL決勝は

12・8・14:00~・江戸川区球場


今季の大一番を迎える。


頂点まであと一つ!!



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▲今季七勝目をマークした藤ノ木(潤)


【南部監督・コメント】

「カーブが良かったので効果的に緩急が使えた。加えてしっかりインコースに投げることもできたのが収穫。次戦も期待できる素晴らしい投球だった!」