夫の緊急搬送と入院、そして緊急手術


身内の事でお騒がせし、ご心配をおかけしてます。



「みんなが元気でいられるのって当たり前ではないって、本当にそうですよね!!

真理子さんの投稿で、私も毎日に感謝をと、改めて思いました」



という声を頂き、周りへの感謝と自分の健忘録も兼ねて記します。

(興味がない方はそっと閉じてください!!)






 12月24日(日)


記憶がなくなるほどお酒を飲んだ忘年会の後、1日中 激痛、下痢、嘔吐に耐えていた夫。
激痛をたえながら、運転して帰宅。
(家まで帰って来れたことが奇跡)


尋常ではない様子で激痛に苦しんでる姿に、慌てて救急車を呼ぶ。


緊急入院が決まるも、何が起こっているのか理解するための材料があまりにもなく、現実感がないまま混乱。





治る病気なのか、怪我なのか 
(血の塊なのか、腫瘍なのか)

「調べてみないと分からない」と告げられる。

CT画像を見ながら、巨大な塊が腫瘍であることを覚悟する。


後遺症は残るのか
今後の暮らしはどうなってしまうのか

不安や恐怖は増すばかり。

「きっと回復して帰ってきてくれる」
そう希望を持つようにと自分に言い聞かせながらも

「もしかしたらダメなのかもしれない」
という不安も頭の片隅にあって消えない。


気持ちは激しく揺れるけど、医療のことは任せるしかない。




私の役割はとにかく、子どもの生活を守ること。

子ども達も気持ちが敏感になっていて、ストレスを抱えてたと思う。


「パパは大丈夫だからね」
「元気になって帰ってくるからね」

と言ってあげられてなかったかもしれない…自分を反省。


まだ生後7か月の娘もいて、体力的、精神的なタフさも必要で、経済的なこの先の不安も押し寄せてくる…


気持ちを落ち着かせたくて、SNSに投稿。
(これは賛否両論あると思う。心配をかけてしまい、お騒がせしてごめんなさい。)


投稿へのコメントに、自分の周りには、こんなに優しい人がいるんだと改めて感動。

「温かな関心を寄せ、気持ちに寄り添ってくれる人がいる」
その事に、とても勇気づけられた。


「いつでも駆けつけるから、何でも言ってね」
と言ってくれる優しさに

どこまで甘えていいのか
頼らせてもらっていいのか

…分からない。




12月25日(月)

 

病院には行ったものの、面会制限(時間15分、子どもNG)があり、顔を見る事が叶わず泣く泣く帰る。

「頼らせてもらうしかない」と腹を括った。


面会出来ないのは仕方がない。
誰も悪くない。
コロナ禍はもっとみんなが我慢してた。


だから、仕方ない。
けど、顔がみたい。
もし会えなくても、近くには行きたい。

そう思うのは、ワガママなのか…それも分からない。



12月26日(火)


たった15分の面会のために、どこまで人を頼っていいのかという気持ちはありつつ…

娘を友達に預けて病院へ。
(しかもなんと、病院まで車で送ってくれた…涙)


「状況の説明と今後の方針について話がある」
との 病院からの連絡に 緊張しながらも

顔を見れただけで、気持ちがとても落ち着いた。

が、まだまだ痛みが強い様子。

(概ねの予測を説明してもらうも、切って開いてみないと断定は出来ないとのこと。)


「ご本人と奥様さえ良ければ今日にでも手術しましょう」
との ドクターからの提案に
「はい、お願いします」と即答する。


手術室が空き次第の手術。
とにかく待つしかない時間。




そして、、、無事に成功。


(3時間がとても長く感じた)
腫瘍ではなく、大きな血の塊が出来る外傷だったとのこと。 

外傷なら治る。
元の生活に戻れる。
本当に良かった。

ホッとしたら、空腹と眠気が襲ってきて爆睡。






最後に…。



緊張のせいか食べる気がしなかった時も、いつもの漢方茶が美味しく沁み入った。

「優しさと温かさを届ける」活動の原点と、周りの優しさに再確認する3日間。

そして娘の無邪気な可愛さにも救われた(個人的)



長文にお付き合い頂きありがとうございます。