よく あんぱんのおへそ部分についていた小さな実が芥子の実です。

最近は、あまり見ないような。。。
直径0.5ミリも無さそうな粒々が、口の中ではじけておいしいんですよ^^
その小ささから、「けしつぶ」といえば、『極めて小さいもの』という意味になります。
本日のテーマの『芥子雛(けしびな)』も、その名の通り高さ10センチ以下の小さいお雛様のことです。
江戸時代になって、凝りに凝ったひな人形が作られたために、江戸中期の享保の改革で出された贅沢禁止令で、ひな人形も規制されました。
大きいひな人形がダメなら、じゃあ、小さくしようっていうことで、けしつぶのように小さなお雛様が作られるようになりました。

この芥子雛も、壇の高さが10センチほど。
この大きさの中に、仕丁や随身までそろってるのが素敵です(*^_^*)v