お堀端 そぞろ歩き | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

暮らしのこだわり展に行った後は お昼を食べに小田原へ。

二宮報徳神社に車を停め 小田原城のお堀端を歩きます。

 

 

 

小田原城でも梅が満開。

 

 

 

あれ・・・?屋根の上に白い鳥。

 

 

 

サギでもないし ハトでもないし・・・

 

 

 

ユリカモメの集団でした。

 

 

 

お堀の中にもユリカモメ。

ここは海まで歩いて10分 

ユリカモメはカモメの中で 一番内陸までやってくる鳥で 京都の鴨川で暮らすユリカモメは 比叡山の上空を通って 琵琶湖をねぐらにしているとか・・・

この日はどんより曇って寒い日でしたが 静かなお堀は 海よりは暖かいからね。

おまけに カモメと言えば主食は海の魚のイメージがありますが ユリカモメはカモメの中では珍しく雑食性で 水草や昆虫も食べるので 池や川でも暮らせるそうな・・・

 

 

 

赤い嘴が可愛い鳥ですが どこの場所にも順応して 結構逞しく生き延びていく鳥なんですね。

 

 

 

橋の欄干にとまっているこの子 すっかり人慣れしていて すぐそばを何人もの人が行き来してても 動じることはありません。

 

 

 

鳴き声も可愛いけれど 集団で鳴いたらうるさいでしょうね・・・

 

           

 

 

あれっ?・・・ 橋脚にも誰かいる!!

 

 

 

カワウのウー太が羽繕いの真っ最中。

 

 

 

向こう岸近くにいたのは カルガモ家族。

 

 

 

首を羽に突っ込んでお昼寝中なのは キンクロハジロ

この寝方は 《半球睡眠》という 特殊な睡眠法。

渡り鳥などによく見られる寝方で 脳の半分を寝かせ 半分は起きていて 敵が来ても早く気付くことが出来るよう 片方の目だけ開いていたりするそうです。

下の画像をアップしてみたら 右側の子目をあけているみたい。

 

 

 

この子は多分 男の子。

女の子は 冠羽がもっと短いそうです。

 

 

 

つぶらな黄色い目が可愛いですが 黒い色のためか 近くで見ると人相鳥相はあまり良くないかも・・・ニヤリ

 

 

 

お昼を食べた帰り道 橋脚下のカワウのウー太は 羽干し中。

水に潜って群れた羽を乾かすために カワウが良くする行動ですね

 

 

 

 

ウー太の隣にいたのは マガモのようです。

 

 

 

奥の橋脚にはアオサギ君(左)と マガモのカップル・・・?

 

 

 

ランチに行く時にはいなかった ヒドリガモたちもやってきました。

小田原城のお堀端 たくさんの水鳥たちに会える穴場かも・・・ウインク

 

 

 

 

この日のランチは 御用所前を通りすぎ 駅方面に向かった場所。

御用所は 藩士の執務所の事。

元禄時代(1688年~1704年)は 箱根口門の東隣にあったそうですが 文政時代(1818年~1831年)にここに移され 幕末には母屋を囲み 敷地内に6棟の建物があったそうな・・・。

 

 

 

 

御用所の先にあるのは 手焼き煎餅の店 雷神堂

ショーケースに並んでいた 風魔忍者煎餅。

これ 自宅でも醤油煎餅に海苔を巻いて作ったら 子供が喜ぶかもね。

 

 

 

風魔忍者は 戦国時代に小田原を拠点に代々北条氏に仕えていた忍者です。

 

 

 

 

道草ばかりで 漸くたどり着いたランチのお店は 城町CAFE

 

 

 

この日は《お猿のかごや 城町おむすび膳》をチョイス。

日替わりのおかずと一緒に 軽く食べられるご飯です。

メインディッシュは 鶏の南蛮漬け 白菜と豚肉油揚げのさっと煮 しめじと牛蒡の煮物 お味噌汁 梅干しとアサリの佃煮のおにぎり デザートに いもけんぴ 

+\200で ランチドリンクが付きます。

 

 

 

この他にも 小田原おでん アジのフライ定食 鶏のから揚げ おいなりさん 城町カレーなど 小田原の食材を使ったフードの他 和のスイーツメニューが揃います。

店内も広く お手頃ご飯には良さそうですよ。

 

 

 

帰り道 以前から気になっていたお堀端のお店 城牡丹に寄りました。

 

 

 

ここは 創業1960年のボタン専門店。

店内には 壁一面に箱に入ったボタンが並び ケースには 糸やベルトのバックルもいっぱい。

測り売りでレースやコード類も並んでいます。

昭和レトロ感いっぱいの懐かしいいソーイングショップでした。

 

時代の流れで ネット販売もしているようなので 興味のある方は 覗いてみてくださいな。