昨日は 隣に住む友人とのお別れに行ってきました。
彼女とは お互いの長男が幼稚園から中学まで同級生
次男同志も1歳違いなので 子供達はほとんど毎日のようにお互いの家を行き来し 遊んで過ごしました。
必然的に親同士も親しくなり 男の子２人の後に生まれた女の子は 彼女の家族のアイドル。
女の子がいない私にとっても 可愛い存在でした。
かれこれ３０年近いお付き合いの中 子供達も皆社会人になり 私たちも仕事や親の介護で なかなかゆっくり話をする時間が取れなくなりましたが ごみ捨てや買い物途中でばったり会えば 近況報告や愚痴で ついつい長い立ち話。
そんな彼女が３日前亡くなりました。
毎朝 早い時間から仕事に行く子供たちのお弁当作りが彼女の日課でしたが 長男君が６時過ぎに起きてきて 台所で倒れているのを見つけたそうです。
救急車を待つ間 ご主人が心臓マッサージも施しましたが 病院で死亡が確認されました。
普段 取り立てて病気もなく 前夜もいつもと変わらず 末っ子ちゃんと出かける予定のライブの話をして床に就いた翌朝の事。
まだまだ私よりも若い５８才 心不全でした。
葬儀は家族葬のため 自宅に戻ってきている間に 昨日午後 お別れに行ってきました。
亡くなる３日前にも 買い物と途中でばったりと会ったばかり。
まるで眠っているような穏やかなお顔でしたが あまりにも突然の事。
当初は気丈にふるまっていた末っ子ちゃんも 昨日は臥せってしまっていたし 何よりも彼女自身が一番 今の自分の状況を呑み込めていないことだと思います。
そして昨日は 午後からお別れに行く前に 母が入所するホームから連絡があり 母がこのところ熱を出したり 食欲が無かったり 右肩から肘にかけての痛みと腫れで手が動かせなくなっているとのことで 受診依頼があり かかりつけクリニックに連れて行ってきました。
心配していた骨折は無かったものの 肩と肘の骨の変形が始まり 炎症を起こしているとのこと。
鎮痛剤と湿布薬で様子見をすることになりました。
このところの母は 少しずつ足の萎えが進み 車椅子への乗車も 細心の注意をしながら介助が必要となり かつての憎まれ口のバズーカ砲がなりを潜め 現実と夢の世界を行ったり来たりの時間が増えてています。
９４才だからね・・・・
そんな中で この１か月 お墓参りに行きたいと頻繁に言い出し ケアマネさんからも暖かくなる頃 お墓参りの実現を検討してみては・・・との提案がありました。
ホームでは まだまだコロナに感染する入所者さんがいるため プライベートでの外食や買い物などの不特定多数の人と接触がある外出は制限がありますが お墓参りは許可が下りるとのこと。
菩提寺までは 高速を使って３０分
今の状態の母を 私一人で車に車椅子を積み 母を助手席に座らせ 連れていかれるか・・・
それとも車椅子ごと乗れる介護タクシーを使おうか・・・
菩提寺には 実家の墓地の他 母の実家 姉や妹一家の墓地もあるので お墓参りに行けば きっと４つの墓地を回りたいとか 住職にも会っていきたいと言うだろうな・・・
とりあえず 年末のお墓参りに行った時 駐車場から墓地まで 車椅子での移動が可能か確認しいてこようと思います。
気になる事も１つ。
母の両親や母の妹が亡くなった日は 年は違うけれど２月２０日。
５年前 母が骨折で入院中に脳梗塞を発症し 危険な状態になったのも２月２０日。
気にしなければよいのだろうけど この日は 母一家にとっては 鬼門の日・・・
間もなくやってくる来年のその日が過ぎるまで また落ち着かない気持ちで過ごすようになりそうです。
おまけに 母と同じホームに入所している幼馴染のお母さんも 現在入院中。
入院原因の治療は終わったものの 嚥下機能が低下し食事が口から摂れなくなり 今後延命治療をするか自然に任すかの選択を明後日までに決断することになったそうです。
この１週間ほど もう１０年以上クラス会の開催が無く会えていなかった同級生から連絡があったり 同じく１０年以上会えていない職場で親しかった友人の夢を２日続けて見たりと 何だか人との繋がりや 最期の事を考えさせられる日が続いています。
６０代も半ばに差し掛かり 会いたい人には会いたいと思った時に会っておきたいと思ったり したいことや行きたい場所にも そのうちにと先延ばしせず したり行ったりしなければと改めて感じています。
あ～～ そうそう そう思ったら 見て見ないふりしていたコレクションや古布の断捨離も考えなくちゃ～～
一昨日 久しぶりで 湘南キャンディーズと出かけた先で 見つけたビルに張り付くツタの葉。
間もなく散ってしまう葉を見ながら 春になれば また新緑に戻る木々がちょっぴり羨ましくもありました。
