赤い門と親子銀杏 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

松崎のの旅 長八美術館は 7月にくらちさんと行った時にたっぷり中を見てきたので 私は神社仏閣に興味のない友人たちと別行動で 気になる場所を訪れました。

写真たっぷりでお届けしますね

 

なまこ壁通りを抜け 大通りに出ると 長八美術館のすぐそばに現れる立派な赤い鐘楼門は清水山浄泉寺

この門は 文化7年(1810年)に廻船問屋 長谷川傅太郎が寄進したと伝えられています。

 

 

 

 

門をくぐると 苔むした古い石仏

 

 

 

左側には経堂があり 堂内の六面の輪蔵を1回転回すと 引き出しに入っている60個の経文を読んだご利益が有るそうです。

 

 

 

 

本堂内部の欄間には十六羅漢像の透し彫りがあるそうですよ。

 

 

 

浄泉寺横の小径には小さな観音石仏33体が建つ仏の小径があるそうですが 時間が無くて見に行かれず 残念!!

 

 

浄泉寺のとなりには 赤い大きな鳥居。

伊那下神社です。

 

 

 

鳥居をくぐった左側には 竜神さんの手水水

 

 

 

 

硝子の目が 迫力ありました。

 

 

 

鳥居の右側は 精霊の森

 

 

 

池いっぱいに広がる植物は 牡丹浮き草でした。

 

 

 

池の周辺はには 水車があったり チェーンソーアートが並ぶ不思議な空間。

 

 

 

 

 

 

池にかかる《渡りたい(鯛)橋》の奥で 何かしている方がいます。

 

 

 

橋を渡って行ってみると

 

 

 

龍谷神社があり お水取りが出来ました。

 

 

 

 

 

 

鮮やかな本殿は 1995年に本殿脇の大楠(高さ15m)が朽ちて倒れ 社殿が倒壊し 再建されたもの。

 

 

 

 

 

 

本殿脇のお社には 大足大明神や七福神が祀られています。

 

 

 

 

 

 

 

大きな草履の木彫が 手足や腰の神様 大足大明神。

 

 

 

 

 

七福神のお社奥は 裏山の展望台に登る道ですが ポツポツ雨が降り始めたので 今回は断念。

 

 

 

境内には 親子銀杏で知られる 3本の大銀杏。

 

 

 

 

右側の一番大きな木が 推定樹齢1000年 樹高22m  直径8m  枝張り約25mの母銀杏

静岡県指定天然記念物です。

 

 

 

 

 

絵馬も銀杏の《三つ葉丸絵馬》

 

 

 

奥の護国神社前にあるのが 父銀杏

 

 

 

子銀杏は 宝物館の裏に立っています。

 

 

 

宝物館(入場無料)には 鏝絵で知られる長八が奉納した漆喰人形が展示されていますよ。

 

 

 

父銀杏はまだまだ葉が残っていますが 母銀杏はすっかり葉を落とし 

 

 

 

宮司さんが葉っぱアートを製作中。

 

 

 

 

 

伊那下神社の周辺の山には 大銀杏が多く 道を歩いていても あちこちで 鮮やかな黄色い姿を見られます。

 

 

 

葉っぱアートを作った後は 働き者の宮司さん 青竹をのこぎりで切り始めました。

どうやらお正月の準備のようで

 

 

 

社務所の横に飾ったのは 出来立てホヤホヤの竹の龍

 

 

 

この宮司さん 経済アナリストの森永卓郎さん似のとても人のよさそうな方。

色々お話を伺うと かつて本殿を壊した倒れた楠がもったいないと チェーンソーアートの精霊の森の住人達を ご自分で作られたんだそうです。

 

 

 

海に面した松崎町ですが 少し中に入ると 深い山が連なっていて 神社の近くにも 伐採した木を保管している会社もありました。

 

 

 

 

親子銀杏と精霊の森のある伊那下神社 ゆったりと自然に包まれるような不思議神社でした。