なまこ壁通りをそぞろ歩き | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

松崎の旅 呉服商の中瀬邸を見た後は なまこ壁通りをそぞろ歩き

 

中瀬邸と道を挟んだ隣にも 立派ななまこ壁のお宅があります。

ここは かつて楽器やレコードを扱っていたお店のようで 店舗だったと思われる入り口の上に看板がかかっていました。

只今 補修工事中。

 

 

 

お宅の裏側から撮った写真ですが 蔵もあり 大きくて立派なお宅ですね。

 

 

 

中瀬邸前のなまこ壁の橋は ときわ大橋

 

 

 

番外編ですが タイル貼りの古い建物を見つけました。

レトロな感じが 懐かしい~~

 

 

 

まるでビートルズのレコードジャケットが描かれた様な建物も・・・

 

 

 

こちらは 松崎町観光協会

ステンドグラスがきれいな建物です。

せっかくだから 中に入って見せてもらえばよかったな・・・

 

 

 

 

観光協会のすぐそばには 薬界最高権威 近藤兵三郎生家  

薬種商を営んでいたそうです。

建物の左側は 洋館風で 贅沢な造りのお宅です。

 

 

 

 

家に沿って続く道は なまこ壁通りと呼ばれ

 

 

 

向かい側には薬草畑

その場でGoogle様に花の名前を聞いたけど メモしておかなかったら すっかり忘れてしまいましたえーん


 

 

こちらは 鏝絵の芸術家として 伊豆の長八との作品を集めた美術館

 

 

 

 

 

 

展示されている作品はもとより 建物自体もアートそのもの。

 

 

 

ドームを下から見上げると 天女の姿

 

 

 

只今 アプローチ部分は補修工事中ですが 中の展示は見られます。

 

 

 

展示品は 目を見張る素晴らしさ。

立体的で繊細で鮮やかで 見飽きることがありませんでした。

館内は撮影ができないので パンフレットや買ってきたポストカードから少しだけご覧ください。

 

春暁の図

 

 

ホーロクの静御前

 

 

 

 

 

こちらは 長美術館の庭にある 夢の蔵

松崎町では 本格的な土蔵づくりは 70年間行われておらず 現在の左官職人は 木舞かき(竹を裂き 縄で編んで壁の下地を作ること)から なまこ壁までの全工程を経験する機会が無かったため 平成20年にこの蔵の2年かけて新築する事により 伝統技術の継承を行ったそうです

 

 

 

蔵の中には 当時の作業風景の写真が展示されています。

 

 

 

こちらの八角形の建物は 鏝塚

 

 

 

屋根の下には 鶴が舞っています。

この鶴の図 この後向かう岩科学校でも長八さんが描いたものが見られます。

 

 

 

こちらは 明治43年(1901年)に呉服商家として建てられた伊豆文邸

現在は 無料休憩所として使われています。

 

 

 

 

 

 

以前 春に行った時には 邸内に天保時代のお雛様が飾られていました。

 

 

 

 

 

裏庭には なまこ壁を作る左官職人さん・・・?

 

 

 

 

その横には 無料の足湯もあります。

 

 

 

今回 足湯は入りませんでしたが 春に行った時には お湯が熱すぎて 横にある水道から水を足したり 真夏に行った時には 大汗をかいて入りました。

 

 

 

この他にもこの辺りには なまこ壁の塀や土蔵が残っています。

 

 

 

那賀川河口 浜丁橋のたもとにあるのは 陸軍軍人 旧依田四郎邸

現在は 町に寄贈され  カフェや資料館《浜丁》として活用されていますが(金・土・日 10時~16時オープン) 残念ながら 12月はお休みでした。

 


 

 

松崎町は 観光客は少なく ゆっくり散策できる場所。

一人でのんびり散策するのにも 良い町です。