富山の薬 その20 腹痛トンプクと 大磯出身のお相撲さん | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

富山の薬のタペストリー作り 後半制作に入りました。

今回作ったのは《腹痛トンプク》

シャープな黒い背景に ウルトラマンみたいに シュワッチッ!!とお相撲さんが飛んでいる絵が描かれています。

 

 

 

胃痛・腹痛・胃腸カタル・しぶり腹・食あたり・水あたりなどに効果がある胃腸薬です。

お相撲さんの大きなおなかの不調にも シュワッチッと速攻で効果があるということでしょうかねウインク

2包入りで¥60と 今までモデルにした薬の3倍の値段ですが この薬は 比較的時代が新しいものだったので(おそらく 昭和40~50年代)その分物価が値上がりしたのでしょうね。

 

 

 

効能が書いてある裏面の地模様は 会社の名前《日参》が カタカナとローマ字で書かれていますが これだけ見ると 車の日産が販売してるように思えるよく似た文字です。

 

 

 

中身は アルミとパラフィン紙が張り合わされた折り紙の銀紙のような薬包紙に

 

 

 

やっぱり苦そうな粉薬。

 

 

 

出来上がったのはこちら。

 

 

 

シュワッチッお相撲さんの背中やお尻の黄色いぼかしは アクリル絵の具で色付けしました。

 

 

 

出来上がったのはここまで。

 

 

 

 

残りは 一番下に3袋 腹痛トンプクの右側に1袋の計4つ

次は 真っ赤な達磨大師が描かれた《風新》を作ります。

 

 

 

余談になりますが お相撲さん繋がりのお話です。

先週のタウンニュースに紹介されていたのは 9日から始まる名古屋場所の番付で 大磯町出身の力士 湘南乃海桃太郎さんが新入幕したという朗報。

大磯町出身の関取は初めてで 町中で応援が始まりました。

 

 

 

 

現在25歳の湘南乃海関は 息子たちよりも若い方ですが 大磯で育ち 私も卒業した小中学校出身。

 

 

 

湘南の海関は 198cmという大きな体で 子供の頃は少年野球をやっていたとのこと。

実は 子供の頃からやせっぽちだった私とは真逆に 弟は子供の頃から体が大きく 中学生になると間もなく180cmを超え 社会人になる頃には 体重は3桁目前。

小学生から少年野球チームに所属し 高校時代まで野球を続け(関東大会までは出場) キャッチャーとして ドカベンのような存在でした。

 

 

現在は 健康のため30㎏以上痩せて そのまま体形を維持していますが 当時 野球で鍛えた筋肉質の巨体には なかなか合うサイズの服が無く 時に母は 両国まで服を探しに行ったり(さすがに横幅が大きすぎて買えなかったそうです) 高校入学時の学生服や 就職の時のスーツは 規制のサイズでは着られず 1.5人分の生地で特注し とっても高かったと聞きました。

何だか湘南乃海関は 若かりし日の弟のようで 気になるお相撲さん。

 

 

そういえば 子供の頃 お相撲さんが大磯の海に来てお相撲イベントが開催され その後銭湯でお風呂に入ったというニュースで町中が賑わったニュースがありました。

当時 何軒かあった銭湯は 今は全て廃業してしまいましたが 湘南乃海ブームで また大磯にお相撲ブームがやってきそうです。

 

 

湘南乃海 ウルトラマ力士のように シュワッチッと相手を投げ飛ばし 活躍されることされるを期待します。

頑張れ~~~!!