平塚の巨木 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

蓮の寺 要法寺に行く時に通るバス通りに いつも気になっている場所があります。

住宅の間に残る空き地に 存在感のある大きな木が枝葉を広げています。

気になる所は 見に行こう!!といつもの好奇心がムズムズと・・・

蓮を見に行った後に立ち寄りました。

 

 

近くで見ると 3本の大きな木が1つの木になったように重なって 隣家の庭まで枝葉を広げ 空を覆っていました。

 

 

 

 

 

 

一番大きな木は 根元から2つに分かれ まるで双子か夫婦樹木の様・・・

 

 

 

敷地いっぱいに根を張り 落ち葉の絨毯を敷き詰めていました。

 

 

 

この木は 平成3年に平塚市保全樹木に指定されたタブノキでした。

 

 

 

 

保全樹木とは 各自治体により 様々な認定基準がある様ですが 平塚市の場合は 歴史的・文化的に優れた樹木 樹林 生け垣を保全樹として指定し 豊かな環境や自然の恵みを保全し将来に引き継ぐことを目的としているそうです。

自治体によっては 樹高や樹周の大きさも 何m以上の樹木と規定している所もあるようです。

 

 

3本の樹木の下には それぞれお社や石塔が祀られていました。

 

 

 

 

一番右側のお社は ずいぶん荒れ果ててしまっていますね。

 

 

 

中央の石塔

 

 

 

 

可愛いおお地蔵さまと一緒の左側の石碑は 道祖神でした。

 

 

 

 

3本のたぶのきの奥には 鳥居が見ます。

 

 

 

10年ほど前に新しく建て替えられた鳥居で 近くの春日神社の宮司さんや氏子さんの名前が刻まれていました。

 

 

 

 

 

春日神社は 源頼朝が北条政子の安産祈願をした神社で 子連れの狛犬さんが言る神社です。

 

 

 

平塚市では 87の樹木が保全樹木に指定されています。

 

https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/common/200065621.pdf

 

その中のいくつかに 私もかつての散歩の途中で出会うことができました。

 

 

12年に1度の丑年にご開帳される観音様がいらっしゃる明王院(徳延)には

 

 

 

 

凪のような平穏な世の中と円満な家庭を願い 葉っぱが縁結びや大願成就 福運招来の《梛の葉守り》されえて授与される 木の梛(なぎ)の木

 

 

 

 

私も 梛の葉と実をいただきました。

 

 

 

 

同じく12年に1度観音様とお薬師様の御開帳がある宝積院(平塚市平塚)では

 

 

 

 

薬師堂の前に欅

 

 

 

 

 

 

 

神明神社(河内)のたぶのき

 

 

 

 

 

 

 

八釼神社(吉沢)のくすのき

 

 

 

 

 

扇松として親しまれているクロマツ(袖ヶ浜)

 

 

 

 

 

自宅がある地区には 市内で唯一保全樹木に指定されている生け垣があるとのことですが どの辺りにあるのかわからずにいます。 

平塚市内87か所にある保全樹木のうち 会えたのはまだ6つ。

また散歩しながら探してみたいと思います。