鎌倉大町巡り その6 妙法寺 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

 

先週は 激しい肩こりが続き 灰を持つ気になれず 出かけてばかりいましたが やっと 昨日から針仕事を再開。  

ブログアップできるところまで作れるのは あと2日かるかな・・・

それまでの間 あと2回 鎌倉大町ブログにお付き合いください。

 

 

隣合わせるように並ぶ2つのお寺の一か所目 日蓮宗 松葉谷 妙法寺

妙法寺は 苔寺としても知られるお寺です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室町時代建立 鎌倉市指定文化財 総門

 

 

 

受付で 拝観料(¥300)をおさめると 

 

 

 

「まずは 本堂をお参りください」とお線香をいただけます。


 

 

参道傍らの睡蓮鉢には おたまじゃくし

 

 

 

 

まずは本堂で手を合わせますが

 

 

 

 

見上げた先は 入り口が閉まったまま。

 

 

 

その訳は これでした。

ここ数年鎌倉では 台湾リスが増えすぎて 電線をかじったり ずいぶん被害が出ているようですね。 

 

 

 

本堂前の細い参道を右に行くと 見えてくるのは加藤清正公が祀られた大覚殿

 

 

 

 

大覚殿の先に見えるのは 青紅葉に包まれた朱塗りの仁王門(室町時代末期築)

 

 

 

 

 

右側の阿像

 

 

 

 

左側の吽像

 

 

 

 

辺りは緑に包まれて ウグイスの鳴き声も・・・・

もう一組いらしたおばちゃまたちの話し声の方が賑やかですが・・・

 

          

 

 

仁王門の中央から見える苔むした階段

 

 

 

 

これを見て 古い記憶が蘇りました。

ここ 昔見たことがあるっ!!

 

 

 

 

妙法寺に来るのは初めてだと思っていたけれど 40年前 職場の友人と鎌倉巡りをした時に訪れていました。

すっかりお寺の名前も忘れていたけれど 朱塗りの仁王門と苔むした階段の光景は 記憶の奥に残っていたんですね。

その時は 梅雨真っただ中 ショボショボと雨が降り ぬかるんでいる仁王門奥の道と 滑りやすい階段に ここから先は 行くことを断念したのも思い出しました。

 

 

苔の階段は 苔の保護のため 立ち入り禁止。

すぐ横に作られた階段を昇りまが この階段も急なのよね・・・

 

 

 

 

上から見たらこんな感じ。

手すりにつかまらずにつまずいたら 下までゴロゴロ真っ逆さま~~~ガーン!!

仁王門の所で会ったおばちゃまたち 少々足が悪い方がいらして 階段の下から見上げて 上まで行くのを諦められました。

 

 

 

階段を昇った開けた所にあるのは 文化年間(1804年~1818年)に建てられた法華堂

 

 

 

 

鬱蒼とした緑に囲まれ 湿気が多い所に建てられた法華堂ですが この見事な彫刻が 良くぞ朽ちることなく残っているもんだと 思わず見とれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法華堂の奥にも山を登ると いくつかの史跡がありますが 一人で山に入るのは 何となく怖気づき 私も参拝は法華堂まででした。

 

 

 

 

 

これから 梅雨の間 妙法寺は苔が輝き 緑に囲まれた朱塗りの仁王門も威風堂々とした姿を見せてくれると思いますが ぬかるんだ参道を歩く時には くれぐれも滑らないよう 足元に気を付けてくださいね。

 

尚 妙法寺は 7月~9月と 12月~3月は 土日のみの開門となるのでご注意を。

 

 

妙法寺でいただいてきたお知らせです。

6月2日3日で 苔テラリウムつくりと 妙法寺散策の生涯学習センター主催の講座があるそうですよ。