鎌倉大町巡り その2 八雲神社 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

ぼたもち寺を参拝後 住宅街を通り 山裾の八雲神社へ。

 

 

 

ここは 近隣住民から《八雲さん》《お天王さん》と呼ばれ親しまれている 鎌倉最古の厄除神社です。

 

 

 

八雲神社は 永保3年(1083年)の後三年の役で 源義の弟 源義光(新羅三郎義光)が 奥州へ4向かう途中 鎌倉に立ち寄った際に疫病が流行っていたため 京都の祇園八坂社(現在の八坂神社)の祭神を勧請したのが始まりと伝えられています。

 

 

 

木々に囲まれた石鳥居には 苔むした立派な注連縄(しめなわ)

 

 

 

 

 

 

鳥居の横には 古木と狛犬さん

 

 

 

 

 

枝やを空一杯に広げたご神木の足元には 力自慢の源義光(新羅三郎義光)が 手玉に取ったという《新羅三郎手玉石》

 

 

 

 

 

ご神木の奥にある 宝物館の中は 窓越しに見学できます。

 

 

 

 

宝物館の中には お神輿の他 雛道具でしか見たことが無かった古いお道具が展示されていました。

 

 

 

 

花見弁当のお重や 蒔絵の鏡台 化粧箪笥 耳盥(みみだらい)

 

 

 

耳盥は お歯黒に使う《鉄漿水(かねみず)》を入れる盥の一種で 両側に耳のような取っ手があることからついた名前です。

展示されていた耳盥は 付属品はありませんでしたが 上部に金属製の《渡し金》を置き 鉄漿水を沸かす《鉄漿水沸かし》や鉄漿筆を置き 筒状の《台輪》の上にセットして使います。

下記の画像は以前ご紹介した 手持ちの雛道具です。

 

 

 

 

双六盤と懸硯(かけすずり)

懸硯は 書き付けや小物を入れる引き出しがある硯箱で 手提げ金庫のような使い方をします。

 

 

 

鹿角刀掛け

 

 

 

漢方薬をすりつぶす 薬研(やげん)

 

 

 

宝物殿の隣には 末社が並びます

 

 

 

 

諏訪神社と稲荷神社

 

 

 

お岩様が祀られる苔むした於岩稲荷社は 圧巻でした。

 

 

 

 

 

本殿は大きなお社ではありませんんが 山を背景に威厳がたっぷり。

 

 

 

 

神紋は 《五瓜に唐花》

日本においてこの紋は 須佐之男命(スサノオノミコト)を祀る神社の神紋として使われています。

 

 

 

 

本殿の横にも階段を昇ると 小さな末社

 

 

 

 

 

末社の横には階段があり ここは 祇園山のハイキングコースに続く登山道の入り口で 途中には見晴らし台もあるようですよ。

 

 

 

 

 

 

参拝後は 社務所に行き おみくじです。

八雲神社のおみくじは シンプルですが 神矢🏹がついていて お守りになっていました

 

 

 

 

神社でいただく矢と言えば 初詣の時に持ち帰る破魔矢が思い浮かびますが 破魔矢の《破魔》という文字は 《不幸や災いなどの《魔》を破り 幸せに過ごせますように》《好機を射止められるように》という意味があるそうです。

私も もちろん 矢はお持ち帰り。

・・・で 中のおみくじの結果は・・・?

まあまあ ボチボチそれなりの小吉でした。

 

 

 

 

そして忘れちゃいけなのが 八雲神社は 鎌倉最古の厄除け神社ということ。

ひっそりした山裾の神社なのに 今回回った大町地区の神社仏閣の中で 一番参拝される方の姿が多く 御朱印や御守りなどをいただいていました。

 

 

御守りや絵馬は こんなに種類が多いんですよ。

 

 

 

 

この2~3年 中途半端な体調不良や 様々なハプニング続き湘南キャンディーズにも  御守りを届けなくっちゃ。

見つけたのは 大好きな犬張子のお守り。

犬張子のお守りは 安産や子育てのものが多いのですが ラッキーにも八雲神社では 《開運厄除》《招福除災》のお守りでした。

色違いでお持ち帰りしたので 明後日 3人で ちょっと遠出ドライブに行く時に お届けしますね。