残していきたい原風景 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

大磯の里山ドライブ

 

すっかり稲刈りが終わった田んぼでは カラスが落ち穂をついばみ お食事中。

 

 

 

 

リアルな案山子が 見張り番の一角だけ 稲刈りをせずに残してあるのは 来年の種籾用の田んぼかしら・・・はてなマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

はざかけの風景

 

 

 

 

 

整然と並べられた 小さな《藁におわら

 

 

 

 

《藁にお》は 摘み取った稲藁を積み上げた物です。

大磯の田んぼの藁におは小さな物ですが 米所の地域では  農閑期に草履や箒の材料にしたり 肥料等に使うため 大きな藁におを作って保管します。

こちらは宮城県加美町の藁におです。

 

 

 

湘南地方の田んぼは小さく 収穫量も少ないので 米所の地域ほど稲わらを活用する事は少ないようですが 年末になると 《選り藁(すぐりわら)わらと言う名前で 脱穀後に茎だけにした藁をお飾りの材料として 農協の直売所などで販売しています。

 

 

 

 

 

地域の公民館でも 毎年お飾り作りのワークショップが開催されていましたが コロナ禍で 去年も今年も 見送りになったところが多いようです。

 

 

田んぼの奥の山は 色づきはじめ 秋が深まっています。

 

 

 

あぜ道には 秋の野の花が 可憐に咲いています。

 

ノコンギク

 

 

 

カセンソウ

 

 

 

 

ツルウメモドキ

 

 

 

 

 

里山の頂上では みかんの収穫が間近です。

 

 

 

大磯のみかんは 小粒ですが 程よい酸味と甘み そしてしっかりとしたコクがあり とても美味しいんです。

母はみかんが大好きで いつも手が真っ黄色になるほど食べていましたが 元気だった頃は 月に2回 農家のおばちゃんに 軽トラックで届けて頂き ご近所さんたちと大量買いをしていました。

 

大磯伊勢原線のバス通り沿いには 週末になるといくつか農家さんの直売所や無尽販売所ができ 農産物や自家製の漬物などを売っています。

 

 

 

今年もそろそろ 大磯特産の鬼柚も店頭に並ぶ季節です。

 

 

 

 

鬼柚は コンポートやジャムにして タルトにしたり ヨーグルトと一緒にいただくと美味しいですよ。

 

 

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里山を下りると 目に飛び込んでくるのは ススキ野原

ここも 大好きな秋の風景です。

 

 

 

 

 

立派な長屋門がある農家さんの前では 柿や紅葉が色づいて 日本昔話の舞台にもぴったりの 光景が見られます。

 

 

 

海のイメージが大きい湘南ですが 少し山間に入ると こういうのどかな風景が広がります。

ずっと後世の子供達にも残していきたい 日本の原風景ですね。