ポカポカ陽気に誘われて | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

一昨日 午後から近所のスーパーに行くと 11月とは思えないポカポカ陽気。

買い物が終わったら 針仕事をするつもりだったけれど 家にお籠りするのは あまりにももったいなく 実家の裏山に散歩に出ることにしました。

 

実家の裏山は 子どもの頃 よく歩き回った場所で前回 裏山に登ったのは もう4年も前の春でした(リンクあり)

今回のコースも 前回と同じですが 9月と10月の台風で ずいぶん道は荒れ果てていました。

 

落ち葉がいっぱいで 人がやっと一人通れる道は 滑る滑る~~。

右側が崩れかけた斜面のため ほんのちょっと端に寄っただけで 落ちそうになりました。

 

 

 

こんな狭い道もあるんですよ~~。

まるで獣道・・・。

 

 

 

左側の斜面は 台風と長年手入れをしていないためか 倒木や 崩れかけている所が あちこちに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

この道 町道なのか 個人所有の山なのかわかりませんが  山の上に住んでいる方たちにとっては 大磯駅までの最短コース 小さな子供でも気軽に登れる山なので きちんと整備されたら良いのにね。

子供の頃度々上っていた時とは 全く姿を変えて 無残に荒れ果てた道になっているのが残念でした。

 

 

それでも 木々の合間から 江ノ島まで見渡せる絶景は 昔と変わり無しニコニコ

 

 

 

山の上の住宅街を通り過ぎ 山道をもうひと登り・・・

 

 

 

頂上手前の脇道を下りて 

 

 

 

明治時代の銀行王 安田善次郎氏の別荘地内にいらっしゃる布袋さんにもご挨拶してきました。

前回 会いに行った時より 劣化が進んでいるか心配でしたが 秋の夕日に照らされて 穏やかに微笑んでいる姿に一安心。

 

 

 

 

ご挨拶後は すぐ上にある王城山へ・・・

木々の合間にぽっかり見えた空には まるで狐のような雲。

 

 

 

王城山頂上にある 《明治天皇観漁記念碑》

これは 大正7年に安田善次郎により建てられたもの

 

 

 

 

 

 

親友のセメント王 浅野セメントの創始者 浅野総一郎に依頼して 敷地内に巨大セメントの布袋さんを作らせたり 明治天皇の記念碑を作っちゃったり さすが 銀行王 安田さんはすごい!!

 

でもね、一昨日は お天気が良くて 伊豆半島の方までよく見えたけれど 記念碑の前からだと 遠すぎるし 木々に隠れて 大磯の海は見えないんですよね・・・・ガーン

 

 

 

よくよく調べてみたら 明治元年に 北浜(現在 海水浴場になっている浜)で明治天皇が漁の様子を見られたのを記念碑にし 自分の敷地内にも建てたという事が 大磯町のHP(リンクあり)に記載されていました。

 

 

安田善次郎さんの邸宅は 現在も 王城山の麓に残されていて 普段は公開されていませんが 12月に旧大隈重信邸 旧陸奥宗光邸と一緒に大磯町観光協会が主催する特別企画で 見学できるそうです。

見学は申込制なので 希望者多数の場合は抽選になるようですが 私も一度行ってみたいと思っていたので 申し込もうかと思っています。

 

 

 

王城山を下りる頃は ずいぶん日差しが傾き始めていましたが 隣の水道山まで もうひと歩き。

 

 

 

 

途中の斜面には 横穴があります。

これは 防空壕だったと子供の頃聞きました。

ここを通る時とても怖くて いつも急ぎ足でと通り過ぎたのを覚えています。

 

 

 

子どもの頃 よく父とセリ摘みに行ったくぼ地。

今は どなたか所有地らしく 囲いがされて 畑になっていますが 昔は 我が家では セリ山と呼んでいました。

 

 

 

畑の奥には 小さな川が流れていて 赤〇の付いた所に昔から丸太を渡した橋があり これを渡った奥には アケビがあったはず・・・・。

 

 

 

今年の夏の初めに 大磯の西小磯の山の中で 4匹のウリ坊に遭遇しましたが この辺もイノシシが多いらしく 前回来た時に見たのと同じ罠が仕掛けられています。

 

 

 

 

 

水道山公園に到着。

 

 

 

 

ここは 息子たちが小さい頃 よく おにぎり持って遊びにつれてきた場所。

大きな滑り台があるんですが  夏は直射日光が当たり ステンレスの滑る部分が やけどをするほど熱くて 滑れない滑り台なんですよガーン

 

 

 

住宅街に下りると 民家の庭先では 冬支度。

 

 

 

6000歩 3kmの裏山歩きでした。