台風とジブリの館 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

湘南地方 刻々と台風台風が接近中。

今朝になり 雨雨が強まっています。

平塚は 茅ケ崎や大磯との町境に流れ込む2つの川に挟まれた街 その川に流れ込む支流がいくつもあります。

普段は水の流れは足首くらいまでの小さな川ですが 昨夜からすでに 近隣の方には避難準備 大きな川の河口付近では 洪水の警戒レベル3が発令されています。

瞬間最大風速が60mにもなるという台風ですが 12時前から 少しずつ風が吹き始めた程度で まだまだ静かな光景が返って不気味ガーン!!

9月の台風で 実家周辺にある空き家になった親類宅も屋根が飛んだりの被害があったり 母の入所するホームは 海が目の前という事もあり 今回も気がかりな事ばかり。

どうか 何処の地域も大きな被害がないことを願うばかりです。

 

 

さて ご褒美旅行 四万温泉の旅日記。

 

お昼過ぎに現地に到着後 チェックインまで 温泉街温泉の散歩。

夕方には気温が14度まで下がりました。

やっぱりスキー場も近い場所は 秋の深まりが早いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

山奥の小さな温泉街は 閑散としているのかと思いきや 予想に反し たくさんのお客さんが町を散策中。

バスの終点には 東京からの直通バスも着ていました。

さすがに この山奥の温泉温泉は 外国の方はほとんど見られず 古き良き日本の温泉街温泉を味わいました。

 

四万温泉に訪れる人が多い理由は ジブリ映画 千と千尋の神隠しの舞台のモデルになったという 江戸時代から続く旅館 積善館(リンクあり) 本館

 

 

 

夜になるとライトアップされ 幻想的な雰囲気がより一層アップします。

一応 画像の中に人の姿が入らずに撮影することが出来ましたが これは 撮影の順番を並んで待っているからです。

(1枚目の画像に後ろ姿が映っているのは 旅館の玄関から出てきた 私の同行者・・・むっ)

部屋を担当してくれた仲居さんの話によると 若い観光客も多く 千と千尋の神隠しに出てくる カオナシのコスプレを用意し 写真を撮りにくる子もいるそうです。

ライトアップされ 不思議な雰囲気が漂う場所は バエル場所そのものですよね~~ニコニコ!!

 

 

 

 

本館の裏には 源泉のお湯を冷ます水車。

立ち込める湯気が綺麗に映らず 残念ですが・・・

 

 

 

元禄4年(1691年)に建てられた本館に残る 元禄の間には 当時使われていた資料が展示され興味津々。

神棚や 黒光りする大きな金庫

 

 

 

このだるまは 近くの町 高崎のだるまかしら・・・はてなマーク

 

 

組木の建具

 

 

 

花見弁当箱や 菱型のあられ入れ

 

 

 

 

 

 

 

資料室になっている元禄の間を見に来る人が少ないのは残念ですが 本や資料など貴重なものがたくさん展示されているので 好きな人にとっては 時間を忘れて見入ってしまう空間でした。

 

館内には他にも レトロ空間がいたるところに残っています。

大正時代に建てられた 元禄の湯(パンフレットよりお借りしました)

 

 

 

本館玄関のレトロチックな照明も 私のツボニコニコ!!

 

 

 

本館と山荘を繋ぐ 浪漫のトンネル

 

 

 

宿泊したのは 本館から迷路のように続く廊下の先にある佳松亭。

全部の写真を撮り損ねましたが 部屋出しの夕飯 季節の懐石料理 豊富な品数の朝ごはんも 美味しくいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想的で不思議な空間 美味しい料理を楽しんだご褒美旅に 大満足~~~!!

 

追伸:

ブログを書いているうちに ずいぶん雨が強まり始め 度々 スマホの警報が鳴っています。

それでもまだ 風がほとんどないのが ますます不気味。

今日は私の還暦突入の誕生日 嵐を呼んでしまった誕生日ですが どうか 大ごとにならないように祈るばかりです。