お雛様のシーズンになると 毎年発表される 真多呂人形の世相を反映したかわり雛。
今年は 大坂なおみさんなどのお人形が 発表されましたね(リンクあり)。
これは 大正時代 デパートなどでお雛様の売り出しの時 干支のお雛様
を作ったのが始まりで 昭和になると 話題の人物や世相を風刺したお雛様
が作られるようになりました。
去年 南足柄の森のひな祭りに行った時 資料館にも 世相雛がありました。
海外投資雛
平成7年 なんでも賛成雛
初の社会党総理大臣 村山富市さんと 科学技術庁長官田中真紀子さんのお雛様
中でも 私好みだったのは 福島県会津若松市 中湯川人形(リンクあり)の福助乗り雛 青柳守彦夫作
頭にお雛様を乗せた何とも言えない このユニークな顔 可愛いです
。
残念ながら 集めているお雛様の中には まだ これぞというかわり雛はありません
。
この間 ヤフオクで目に留まったかわり雛は スキー雛
屏風代わりの背景は雪景色。
おそらく戦前の物と思われ 烏帽子をかぶった男雛 足に亀裂が入っているのが残念ですね。
女雛は 扇
や天冠なども無く もんぺ姿
。
もしかしたら このスキー板 竹スキーかも・・・・
ちょうど私が20代前半は バブルの絶頂期。
海外旅行 ブランド品 サーフィンにディスコに明け暮れる友人たちは多かったけれど 全くそういう事には興味はなく ガイドブックにも載っていないようなへんぴな場所ばかり 一人旅をしていました。
唯一 フツーの女子らしく 夢中になったのがスキーです。
毎年 年末には北海道 年が明けてからは 苗場プリンスで ユーミンの歌を聴きながら 滑っていた頃から 早何十年・・・・
もんぺをはいて 竹スキー これも当時のお洒落女子・・・