雛の会に向けてのタペストリーを作りました。
土台に使ったのは黒い名古屋帯のお太鼓になる部分。
本来は こちら側の模様がある方が表なのですが
タペの土台にするのには 地模様がうるさ過ぎるので 模様が無い繻子の裏側を使用。
縁取りに使った梅柄の赤い布は
未使用の銘仙の反物からとりました。
この銘仙 現在60代後半の方が 若い頃作った着物の余った反物をいただいたんです。
とても状態も発色も良く 可愛い柄のため ついもったいなくて 使うのを躊躇していた(ケチってた・・・)1枚です。
タペストリーの中央に置くのは 主役の紅白熨斗。
熨斗の中には 橘と桜を入れました
今回 お雛様は 脇役なので 小ぶりに仕上げています。
顔の大きさは1円玉サイズ。
どうも 顔をペンや筆で描くのが苦手なので 失敗したらやり直せるように 糸で縫い付けました。
予想通り 何度か失敗してやり直し。
小さい顔の中に描く目鼻は 0・5㎜位置がずれても左右対称に見えないんですよね・・・・。
冠にはキャップ型の座金をつぶして カットして使います。
男雛には烏帽子をかぶせます。
何だか帯名が間が抜けて見えるので 烏帽子の結び紐も付けました。
衣装には 女雛には梅柄の 男雛には菊柄の江戸縮緬を使用。
脇役の脇役には 雪洞(ぼんぼり)と菱餅。
主役の熨斗の周りに置きました。
でもこれだけじゃ ちょっとつまんない
そこでせっせこ 4センチ四方の正方形で 小さなさるぼぼ玉を作ります。
玉の上下に座金を付けると
小さなくす玉のように見えるかも・・・
これを6個つなげたものを2本作り
タペの左右につる吊るせば 押絵の熨斗雛が出来上がり~~