日本玩具博物館の館長 井上重義氏監修の縮緬細工の本が多数出版されていますが 最近また1冊新しい本が出版されました。
この間作ったお花見弁当の四の重に詰めた和菓子の1つも この本に掲載されていたお細工物をアレンジして作りました。
おかげさまで ご依頼してくださったお客様に気に入っていただき 嫁がすことができました。
そろそろ 秋の風遊花展の準備を始めたいところなのですが このところ親戚や母の用事が続いたり 来月初めのギャラリーセールに向けての準備があるため 大きなものが落ち着いて作れないので この本に掲載されている小さなお細工物を作りためておこうと思います。
まず手初めに木蓮を作ってみました。
木蓮は 種類が多い花木だそうですが 白木蓮や 花の外側が赤紫 内側が白の紫木蓮(しもくれん)がよく知られていますね。
木蓮は地球上で 最古の花木と言われ 1億年以上前から 現代のような姿をしていたのだとか・・・。
漢名の《木蓮》は 蓮に似た花が咲く木という意味でつけられた名前です。
欧米では 椿 つつじと共に 三大花木と呼ばれています。
今回作ったのは 紫木蓮。
6枚の花弁の中にワイヤーを入れてるので 形を自由に変えられます。
蕾がほころび始めた形から 開いた形まで好きな形まで 飾る時の気分に合わせ 形を変えると良いですね。
紐先飾りには 葉と蕾を付けました。
今回作った木蓮は 紫木蓮ですが 大好きな歌 スターダストレビューの《木蓮の涙(リンクあり)》は 白木蓮の事でしょうね。
木蓮が咲く頃になると 聞きたくなる 切ない歌です。