平塚博物館 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

各地の美術館や博物館で開催されているお雛様おひなさまの展示。

ここ数年 随分と見に行きましたが 平塚市博物館でも開催されていることを 友人から聞きました。

この展示 今年から始まったのかな・・・?

あまり宣伝されていなかったようで 全く知らず 灯台下暗しとはこういう事ですね。

 

 

 

 

 

平塚市美術館(リンクあり)は いわさきちひろ展等 話題になる展示も多く開催され 何度も訪れていますが 道路を挟んだ駐車場P パーキングの奥にひっそりとある 博物館(リンクあり)は 長年平塚に住みながら初めて出かけていきました。

 

道路沿いに 華やかに建つ美術館とは打って変わり 年季の入った建物の博物館ですが 3階にはプラネタリウムきらきらが設置され 平成になってからの館長さんは 天文家きらきらとして名の知れた方や 野鳥鳥や昆虫くわがたの生物学者として NHKのダーウィンが来たなどの製作にも携わっていた方が歴任され 館内の内容は充実していると聞いていました。

 

初めて訪れる 平塚市博物館。

小学生の社会見学のような気分。

 

博物館入り口には 大きな桶や壺が並んでいてびっくりビックリ猫

 

一番手前の桶は 高さが2mもある大きな物。

 

 

 

市内にあった漬物屋漬物さんの仕込み桶だそうです

 

 

 

中央は 戦時中に博物館周辺にあった 海軍の火薬廠(かやくしょう)で使われていた甕(かめ)。

当時 平塚が空襲で焼け野原になったのも この甕が使われていた火薬廠があったからなんです。

実は 終戦当時 母は この火薬廠内にある海軍看護学校の看護学生。

平塚空襲当時 リヤカーに患者さんを乗せ 空襲から免れた伊勢原の病院に運んだ話などを聞いています。

 

 

 

 

我が家のすぐ隣の地区 万田にあった出縄(いでなわ)酒造で使われていた大釜。

 

 

 

 

出縄酒造について 詳しい資料が見つかりませんでしたが  我が家から歩いて10分ほどの所に 平成の初め頃まであった蔵元です。

引っ越してきた当時は 《出縄酒造前》(現在は 万田自治会館前)というバス停も ありました。
 

我が家の周辺は かつては旭村という地区で(のちに平塚市に合併)  出縄酒造では 湧水水しぶきを使い 地名にちなんだ《旭乃瀧》というお 酒一升瓶を造っていたそうです。

《旭乃瀧》飲んでみたかったな~日本酒

 

確かに 時折散歩に行く裏山周辺は 今でも細々とですが 湧水水しぶきが残っています。

この地区に住み始めた20年前は ご近所の庭先や 道祖神が祀られている場所に コンコンと湧く水水しぶきがあったのですが 裏山を切り崩し 住宅街が広がってからは ずいぶんと水量が減り 涸れてい待った所もあるんですガーン

 

 
 
博物館の入り口は奥まったところにあるので わかりにくいですが この看板が目印です。

 

 

 

中へ入ると 市内にあった江戸時代の古民家を移築したスペースに 大正時代のお雛様おひなさまが展示されています。

茅葺屋根古民家で 大きな土間がある家の中に飾られたお雛様おひなさま 圧巻ですよ。

 

特別展示室に向かう途中の通路には 昭和時代のお雛様おひなさまが 寄贈された方の初節句の時の写真と一緒に展示されています。

 

展示室入り口には こんなものも・・・にひひ

 

 

 

展示室に入ってびっくりショック!!!

ほとんどが 地元の方から寄贈された 江戸時代からの貴重なお雛様おひなさまの数々・・・・。

平塚にも こんなお雛様たちが残っていたんですね~~ショック!

 

とても見ごたえのあるお雛様おひなさま 明日またご紹介しますね。