綺麗な色合いの錦紗布が届きました。
絵柄は古典的な松と鶴
ですが ベビーピンクの地色に カラフルに描かれた松
と 大きく羽根を広げた鶴
がとても印象的な1枚です。
黄色や赤 水色の松なんて あり得るはずもない色ですが 違和感がないですよね~~
。
優しい色合いの古布が ただ甘ったるい可愛さだけに見えないのは 鶴の尾の黒色が引き締め役となっているからですね。
以前にも 松と鶴
が描かれたこんな古布をご紹介しました。
こちらは《松喰鶴(まつくいづる)》(別名 まつばみづる)と呼ばれる 松の小枝をくわえた鶴
の模様です。
常に緑色の葉を茂らせる松は 延命長寿を表し 神を待つ木とも言われ、夫婦円満
で一生連れ添う鶴
は 鳴き声が遠くまで響き渡ることから 天界に通じる鳥と言われ 縁起の良いおめでたい図柄として 一緒に描かれるようになりました。
でもね、実際には 湿地帯で過ごす鶴が 松
の木にとまる事は ほとんどないそうですが・・・
おめでたい鶴と松柄の古布 また探してみたいと思います