出会ってしまった~~ | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

相州達磨だるま。の工房 荒井だるま屋さんで 出会ってしまったこの子ニコニコ・・・。

「達磨だるま。屋さんに行って 何故これなの・・・えっ!?」というご意見はごもっとも・・・!!

でもお店の入口入って真正面にいたこの子とバッチリ目が合い目 クリクリ大きな瞳に一目ぼれしてしまいました一目惚れすき

 

それは この犬張り子!!


 

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~



大きな瞳目とへの字口くち可愛いでしょ~~ハート!!

笊(ざる)をはずすと こんな顔(#^.^#)・・・。

大きな耳が特徴ですね。

 

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

 

 

 

見ていると とっても元気をもらえる子です!!

前から我が家にいた 土鈴鈴の犬張り子と比べてみてください。

作り手によって 随分顔が違いますよね。

 

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

 

 

 

犬はお産が軽く 丈夫で子だくさんのため 子孫繁栄の縁起物としても使われます。

犬張り子は 頭の上に竹の笊(ざる)をかぶり、傘からかさやでんでん太鼓でんでん太鼓を持っています。

竹の笊は水はけが良いためしずく 鼻水鼻水がよく通る=健康に過ごすというおまじない。

竹かんむり(=竹の笊)の下に「犬」という漢字を書くと、「笑う寂笑と言う字に似ているため いつも健康で笑って福が来るようにとの願いが形になりました。

笊の上に傘からかさをくくりつけている犬張り子は 「かさねがさね(傘が重なる=重ね重ね)健康で 福が来るように」という洒落心です。

 

・・・と ここまでは 以前に 犬張り子の持ち物についてお話しました事ですが もう1つの持ち物 でんでん太鼓でんでん太鼓は 子どもの玩具という意味で持たせていると思っていました。

 

今回 荒井だるま屋さんから «でんでん太鼓でんでん太鼓は裏表がない»という意味があると教えていただきました。

つまり 「裏表なく正直な子供に育つように・・・」という親の願いを でんでん太鼓でんでん太鼓に託したのですねパー!!

 

今回もまた一つ勉強になりました。

 

 

ところで 荒井だるま屋さんだるま。で この子を買った時に 初めてみたものがあります。

 

 

火打ち石ロゼッタストーンです。

 

 

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

 

時代劇侍や童話の中では 見聞きした事はありましたが 実際に使っている所を見たのは初めてでしたえっ

 

今でも職人さんや花柳界時代劇では 使われているそうですね。

 

«良い年を迎えられますように»との言葉と一緒に 我が家に仲間入りした犬張り子 «福»を連れて来てくれるかな・・・ニコニコ