数年前から宮古島か石垣島に行きたいと思っていて2022年夏ごろから予算の確保をしていましたが、往路が羽田空港から宮古空港までの航空券、復路が宮古空港から関西国際空港までの航空券を何とか購入出来たと言う事で宮古島で2泊宿泊しての旅行の計画が始まりました。

 

さらに宮古空港から関西国際空港に戻って来た日の翌日に京都で舞妓の変身体験の予定を以前から入れていた関係で京都でも1泊宿泊しての合計3泊4日での旅行となって2022年12月の沖縄県と京都府への旅行に出掛けましたが、その行程の一つとして竜宮城展望台を見物した事を書かせて頂こうと思います。

 

今回の旅行は久しぶりともなるおひとり様での旅行ですが、レンタカー無しでの旅行ですので参考になればと言う思いがあります。

 

前回の記事はこちらになります。

 

 

観光タクシーの概要

利用日:2022年12月29日

時間:9:00→12:00

ツアーの内容:ホテルに送迎→竜宮城展望台の見物→与那覇前浜ビーチの見物→宮古神社の参拝→漲水御嶽の参拝→カママ嶺公園の見物→土産物の買い物→宮古空港に送迎

支払った料金:11600円(税込)

観光スポットの概要

スポット名:竜宮城展望台

訪問日:2022年12月29日

時間:9:15→9:35

 

2022年12月29日の午前の観光も予約していた観光タクシーに宿泊施設まで送迎して頂いて乗車しましたが2日目の観光タクシーの運転手の方を同じ方で事前に行きたい所を言っていましたのでその場所と3時間の時間枠で巡る事が出来る場所を調べて頂いてのお勧めの場所に案内して頂く事になりました。

 

この時に是が非でも行きたい所は神主が常在している神社で日本最南端の宮古神社でしたが、その宮古神社を含めての旅程を組んで頂いて、当初2日目の観光で行く予定であった来間島の竜宮城展望台に案内して頂く事になりました。

 

観光タクシーがホットクロスポイントサンタモニカの前の道路を西側に進んで行って10分程度移動すると来間大橋がありましたがそれを渡って行ってしばらく行った場所に駐車場があって車が停まって運転手の方に案内された場所が竜宮城展望台になります。

 

 

竜宮城展望台の入口の所にはこのような感じで休憩所が置かれています。 休憩所と言うよりは東屋でしょうか。 東屋の屋根が覆われている所にベンチとテーブルが置かれていて憩いの場として存在していると言うのが伝わって来ました。 これだけ緑が多い所であると目も癒されるのかなと感じた次第です。

 

 

竜宮城展望台の周辺はこのような感じでガジュマルの木が自生しています。 ガジュマルの木は生命力が強くて、枝から出て来た根がしっかりと付いて更に大きく成長するのですが、こちらの木は枝から出た根がまだ地面に付いていない状態でガジュマルの木としてはこじんまりとした物になっています。

 

 

南国の植物に囲まれた場所に竜宮城展望台の建物がありました。 写真のように気に囲まれているだけに竜宮城展望台の建物を発見するのが難しくもありますが、この点では流石は地理に熟知している観光タクシーの運転手の方でしょうか、慣れた足取りで案内して頂ける事になりました。

 

 

南国の緑に囲まれての展望台ですが、本当に浦島太郎に登場するような竜宮城を意識しての物でしょうか。 本土の城郭建築で言う所の櫓を模した建物の展望台になっています。 本土で城郭が存在していた所であるのなら天守や櫓を建てて観光スポットとして開発するような形になっているような場所に感じました。

 

 

これから竜宮城展望台に登って行く事になります。 登ると言うよりは登城するような雰囲気ですね。 洋装では無くて琉装姿であるのならそのような雰囲気が出るのかなと思いましたが、この時は観光や風景写真の撮影が目当てですので民族衣装の事は頭の中に入れずとにかく動きやすさを重視した形になります。

 

 

竜宮城展望台の建物の内部に入るとこのような感じで開放的な空間が見えてまいりました。 竜宮城の窓のような所は通路になっていますが、通路を出ると石造りの柵が付けられていて、柵の上が生垣になっているのか自然を生かした緑のある風景を望む事が出来るようになっています。 この場所からでは直接的に海が見えている状態ではありませんが独特の空気感は伝わって来ます。

 

 

先程の通路の所から柵の生垣を手前に入れる感じで宮古島に向けて撮影した物になります。 対岸に見えるのが宮古島の海岸になりますが、リゾートホテルと言った建物の姿も見る事が出来てこの点では観光地として開発されているのかなと感じました。 リゾートホテルの前が浜辺ですのでオーシャンビューの客室を楽しんでと言う感じで夏の時期には多くの観光客の方が来られる姿が思い浮かびました。

 

 

こちらの竜宮城展望台からは来間大橋を見る事が出来ます。 橋の長さでは前日に訪問した池間大橋と似た規模でしょうか。 来間島の陸地と対岸の宮古島側の陸地が見えていて橋が架けられていると人や車の往来があって便利な物になるのかなと思いました。 露出の加減であるのか水面よりも手前の木々に合わせられて水面が白く飛んでいてこの点は機材の限界であるのかなと感じました。

 

 

竜宮城展望台にはこのような感じで壁画が描かれています。 海の底で人魚と魚が泳いでいる様子が描かれていますが、絵の具の色が鮮やかになっているのか白色の壁の中で色とりどりの絵が描かれていると絵の美しさが引き立てられてこれが良く感じさせられます。 壁画で観光客の心を動かす事が出来るのが素晴らしいです。

 

 

先程の壁画が描かれている所の左側にある階段から上の階に上がっていきたいと思います。 階段の段は海風の影響であるのか金属で言う所の錆のような色が出ていてこの点ではもっと手入れされていた方が良いですが維持費の問題で難しいのでしょうか。 前日の夜が雨天であったのか水濡れの跡が付いていて、観光している時に雨天が重ならなくてこの点が運に恵まれているのかなと思いました。

 

 

階段を昇っていると屋根の上に置かれているシーサーの姿を見る事が出来ました。 観光タクシーの運転手の方が言われるにはシーサーが1体で置かれているのが本来のシーサーの扱われ方になっているそうで、現在見られるような1対での置かれ方は時代が下るにつれて本土側の狛犬の置かれ方の影響が出て来て、更に富や権威を示す為に1体ではなく1対の形にしてにして豪華に見せるようになっての物だそうです。

 

 

上の階に上がった所にはこのような感じでベンチが置かれています。 冬の時期で適度に涼しい環境でこの場所に座ると気持ち良いのあろうかなと思います。 時間としては限られていると言う事もあってこちらの場所は撮影のみをして展望台から見える風景を見てみる事になりました。 この場所は開放的で良い場所であるので時間が許されるのであれば長くいたい場所でした。

 

 

上の階から見た来間大橋になります。 丁度、太陽の光が照らし出されて海の色が綺麗に出ている状態になっています。 青々とした海の水面の色がとても印象に残る物になりました。 水深の違いで青の色が違っている所が海の底の世界も立体感のある物であるのかなと感じましたが、南国リゾートに行くとここまで海の水が綺麗な物になるのかなと思いました。

 

 

来間島の街側の風景になります。 屋根の瓦が伝統建築を意識されてなのか赤色になっている所が印象に残りましたね。 本土でも伝統的な日本家屋はありますが、それとは違う沖縄の建物の瓦の色は南国ならではであるのかなと感じました。 京都で言う所の景観保護ではありませんが、伝統建築を意識された建物は何時までも残って頂きたいですね。

 

 

上の階から見た対岸にある宮古島の海岸の風景になります。 本当に海の水の色が綺麗に輝いている中でも波が少しだけ出ていて宮古島がマリンスポーツをするのに適した海であると言うのが伝わって来ます。 閑散期の人口密度が少ない時の風景を見ているだけでも満足ですが、これでマリンスポーツをする技能があればもっともっと楽しめたのかなと感じました。 竜宮城展望台を見物してからは観光タクシーに戻って来間大橋を渡って宮古島に戻って対岸にある与那覇前浜ビーチに向かいました。

 

来間島での滞在時間は20分ほどでしたが、竜宮城展望台の風景のみだけでも楽しむ事が出来て良かったです。 宮古諸島の橋が架けられている所はこれで全て制覇した感じでしょうか。 橋が架けられていない特別な場所とされている大神島は別としても車で行く事が出来る場所は全て行く事が出来ましたので、後は私が行ってみたいと思っている宮古神社に向けての旅程を進めて行く事のみになりました。

 

次回の記事はこちらになります。