生理はあって性感染症予防は知っていても、自分の性器は見たことがないというアンバランス | 「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

幼少期・思春期・成人・夫婦、人生を豊かにする性について真面目に考えます。
夫婦にとって性は何よりも大切ですが、知識がないばかりにセックスレスになったりスキンシップがうまく取れない悲しい現実も…。正しく理解し、生涯楽しんでいきましょう。

夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

昨日は婚活中だったり、もうすぐ結婚を控えている女子たち向けの性教育講座でした。

 

結婚生活においてセックスは当たり前の日常であること、

 

コミュニケーションとしてのステキな愛情表現であるセックスを大切に考えて欲しいことなどを話しました。

 

性も二極化されている現代、性に奥手な見ないふりをしてきた女子たちも、結婚が目の前にあるのですから、さすがに無いことにはできません。

 

最初は「このおばさん、何言いだすんだろう?」って空気でしたが、みんなすごく真剣にそして笑いもありで聞いてくれました。

 

講座の中で私が驚いたことが一つありました。

 

それは性感染症についての基本的な知識はあるのに、自分の性器に関しては無関心というアンバランスです。

 

性感染症予防については学校でも教えてくれるからでしょうか?

 

でも、自分の性器を鏡でちゃんと見たことが無く、普段の様子がわからなければ、赤くなっていることも、腫れていることも、ぶつぶつができていることもよくわかりませんよね。

 

性器は恥ずかしいところ、汚いところ、見たり触ったりしてはいけないところではありません。

 

顔と同じように鏡で良く見て、好きになり、健康な状態か観察してくださいね。

そして、お風呂では優しく洗い清潔にして、いろんなところをそっと触ってみてください。

 

自分で気持ちいいところがわかっていた方が絶対いいです。

 

自分でもわからないことを、パートナーとなった人に望むのって難しいと思うんです。

 

講座ではもっともっと詳しく具体的にお話しますよ。

 

 

最後に模型を使いコンドームをつける練習をみんなでしました。

 

コンドームを使うと良いことは知っていても、触ったことある人はほとんどいませんでした。

 

いざとなると裏表がわからなかったり(裏表なんてないと思っていた人も!)、巻き下ろすのが難しかったり、爪の手入れの大切さを感じたり。

 

講座では実際に起きやすいトラブル事例を紹介しながら練習します。

 

少し引き気味だった女子たちも最後には吹っ切れたようで、ワイワイ楽しく終了しました。

 

今まで苦手意識の強かった性の印象まで変わったようです。

 

よかった。

 

きっと結婚生活もうまくいきますね♡

 

 

お知らせ
*夫婦問題の相談って何だろうと思ったら

夫婦問題相談室リボーンホームページ

 

*相談方法や料金が知りたかったら

料金・システム・アクセス

 

*相談しようと思ったら

問い合わせ・申込フォーム