恒河沙と機械紀行の違い | 風媒花

風媒花

■メカデザイナー板橋克己のマネージャー。
■元・漫画原作者(週刊,月刊少年マガジン等に連載)
■昔(60年代。中学・高校時代)貸本屋さんの貸本(単行本)の原作も少し書きました。

昨日のブログには多数のアクセスがあり、

「えーっ、何これ、凄いけど、こんなのあったの!」

みたいな反響をいただきました。

嬉しかったですが、私も驚いてしまいました。

 

松本界において、『板橋克己のメカBOX』は、もっと周知されていると思っていました。

もしかして、殿の知名度って、まだ低い?…

 

低かったとすれば、まったく私の責任であります。

怠慢でごさいました、すみません。

m(__)m

 

確かにこれまで扱ってきたのは、「恒河沙」ばかりだったかもしれません。

私の言う、恒河沙(いちお、こうがしゃ、と読みます。仏教語では、ごうがしゃ、なんですが、抹香臭くならないために)とは、殿のオリジナルのメカデザインの展示会の愛称です。

転じて、殿のオリジナルメカそのものを指すこともあります。

現在はこのシリーズの動画も多いですし、殿のホームページも「恒河沙」ですね。

http://meccanista.com/

 

これに対して、機械紀行は、松本作品(アニメや漫画)で使われたメカの総称です。

もちろん『零次元機械紀行』(本の名前)から来ています。

こちらも殿のデザインですが、完全なオリジナルとは言いがたいので区別しています。

 

権利の点から言うと、恒河沙は殿だけ、機械紀行は殿と大殿の両名が持っています。

つまり、恒河沙は殿の自由に(いつなんどきでも)公開できますが、機械紀行は二人がOKしないと公開できません。

ぶっちゃけますと、機械紀行を公開する場合には、現在いろいろ変化中の零時社の(会社としての)方針とも、折り合う必要があります。

難しいんです。

 

それでも、昨日の皆様からの反響を見ると…

やっぱりやってほしいなあ、やった方がいいなあ、と思いました。

 

第2回を実現するには、気合と共に、ある種の方策も必要になります。

そういう訳ですから、ファンの皆様がた、どうぞご声援ください。

私らがくじけないように。

めげて撤退しないように。

 

第2回以降の『零次元機械紀行』は、私個人(殿や大殿とは無関係。あくまで私だけ)では、こうありたいと考えています。

・地方巡業可。海外開催もアリ。

・規模は小さくても、たとえば町の画廊でも、開いてくださる所があれば、絵を貸し出せるように。

(そのためのシステム作りを、これからしなくてはならない)

・できるだけ地域振興のお役に立ちたい。

(営利追及の業者ではなく、自治体や3セクや、それに近い大きな組織・団体と契約する方向)

 

自宅でお仕事中の殿~、こんなのでいかがですか~?

(^o^)

 

で。

ブログ読者の皆様へのアピールも兼ねまして。

昨日の「メカBOX」のポスターの裏の、板橋克己を紹介する部分を貼っておきます。

(寡黙な天才メカニックデザイナーの、知名度がアップしますように!)

(^-^)

 

※↓の 『板橋克己のメカBOX』は刊行されませんでした。