春の息吹を、黙って感じる。 | ふうとも『諏訪の木陰から』

ふうとも『諏訪の木陰から』

お散歩のひとこま。

みなさん、こんにちは。

地震が続く日々が
まだまだ続いています(関連コラム)。
心身をうまくいたわりながら、過ごしていきたいものですね。

自然の力は、
わたしたち人間とは
くらべられないくらい、
強いものです。

時には、さりげなく、
時には、しなやかに、
時には、暴力的に、
その力は、あらわれます。

東日本の地を
頻繁に揺すり続けながら、
一方で、
ゆったりと、
季節を冬から
春に変えつつあるように。

農園と梅のようすが、なんとも春です@櫻屋のそば 
【3月16日(水)10時すぎ ところどころに混じる満開の梅が春を感じさせます】

ふわっと吹く、春を感じさせる風。
ほわんと漂う、梅の香り。
暖かみを増す、土のいろ。

そんなもろもろを、
ひとたび言葉にしてしまうと、
なんだか、
薄っぺらくなってしまったような気がして、
ちょっとした罪悪感を
感じることが多いのです。

からだ全体で受け止めた感触を
そのままで、持っていたいんでしょうね。

ということで、
今回は、あまり余計な言葉を
できるだけ挟まないで、
春に向かう姿を、
そのまま感じていただきたいと思っています。

場所は、
川崎フロンターレ麻生グラウンドの目の前、
茅葺き屋根の建物を持つ、そば屋の
櫻屋の周囲です。

【3月16日(水)12時すぎ 満開の梅と茅葺き屋根の櫻屋】
【3月16日(水)12時すぎ 満開の梅と茅葺き屋根の櫻屋】

【3月16日(水)12時すぎ 早咲きの桜】
【3月16日(水)12時すぎ 早咲きの桜】

さくらが、咲いていました@櫻屋のそば 河津桜という、早咲きの桜です。
【3月16日(水)12時すぎ 早咲きの桜】

この桜は、
河津桜という、早咲きの桜です。

なんだか、少し、
わくわくしてきますよね。


【この稿は、「たまプレ!」の連載『諏訪の木陰から』に、2011年3月24日(木)付けで掲載された内容の転載です】