平年よりも約2週間遅れの梅雨入りのこの時期、庭では、大株、小株の花々が雨にも負けず…咲き続けている。
そんな梅雨期の花々を、適当に取り上げてみます。
< 花木類 >
主役級は、なんと言っても樹高のある花樹『常緑ヤマボウシ』。
今年は、例年以上に花付きが良く、まるで雪化粧をしたかのような樹姿です。
長い見頃期間もいいですねぇ…
世間では、TVドラマ「光る君へ」で、源氏物語の作者 紫式部 にまつわる場所が大人気のようですね。
我家に限れば、そろそろ…と『コムラサキシキブ』が咲き始めています。 鉢植えで2株。 伸びた枝の節々に小さな淡い優しげな藤色の花を塊状に咲かせ、結実した実が熟すと紫色を呈します。
やや大型のムラサキシキブとは花姿等が若干異なります。
そして、ほとんど目立たないが満開を迎えているのが『ナンテン』です。 地植えで、紅白あり。
湿っぽい梅雨空に、我関せず…とマイペースで静かに咲いているのが『ドドナエア リトルファイアー』。 大鉢植えです。
花色が地味で、花も独特の形状で、目立たない花姿…
開花期がとても長い低花木の『 コウチョウゲ 』(写真)と『 ハクチョウゲ 』もまだ咲き続けています。
次々と咲き続けているのが『 クロバナロウバイ アプロディーテ 』ですね。 大鉢植え。
鉢植えで盆栽仕立ての『 姫ザクロ 』も今が満開…で、受粉できなかった花がポツリポツリと落花しています。
ちょっと変わった花を咲かせる、鉢植えの『 谷渡りの木 』は、名前もまた一風変わっていますよね。
< 草花類 >
草花でのダントツは、草丈が1mを超えながらも長期間咲き続けている宿根性『フロックス パニキュラータ ダニエラ』。 地植えです。
大小約10本の茎を長く伸ばしながら、茎頂に付けた花房を咲き上がりながら長く咲き続けている。
それに負けじと長く咲いているのが『ストケシア』。 地植えです。
鬱陶しい梅雨期が開花期のこの花の明るい藤色が爽やかさを醸し出している。
このストケシア、以前は周囲をブロックで囲まれた広さ約半畳ほどの場所で大繁殖したのですが、窮屈過ぎて窒息しかけたのか、あっという間に数年間で淘汰され、数株だけ生き延びた子孫が現在の株です。その間、全く手助けしていません。
こちらも負けぬぞ…と咲くのが多種類の『ユリ』。 地植えです。
当初は各種植え込んで、年々、分球やヌカゴ育ちの株等も混じり合って、現在はどれも個体名が不詳… 過去写真との比較で分る個体もありますが…
その中で、一本で20個余の花を咲かせた球根には少々びっくり…
マイペースと言えば、こちらの『プラティア スターホワイト』もマイペース…
プランターの中で、じんわりと生長しながら、いつも小さな白い花をポツリポツリと咲かせ続けている。
最初は写真左側のプランターに植えたのだけど、繁殖した一部の茎がプランターを乗り越えて隣のプランターの中まで進出している。
草丈がないので、明るい場所のグランドカバーに適しているかも…
我家では、門扉横の塀に囲まれたちょっとしたスペースにグランドカバーとして植え替えようかなぁ…と思案中です。
その時のメイン花木は、鉢植えの常緑低花木類の中から選ぶつもり…
小っちゃくて地味な花なのに、意外と清々しさを醸し出しているのが鉢植えの『クモマグサ』。
二回りほど大きく育ったでしょうか、鉢いっぱいに広がっています。その中央部がこんもりと盛り上がって小山のよう… それがまた造形美っぽくって素敵な感じです。
既に開花期を過ぎていて、残り花をパチリ…と。
店頭でふと見掛けて夏の庭の空きスペースを賑やかにしてくれそう…と買い求めたのが『ポーチュラカ ピンク』。 4株。当面、鉢植えにしています。
※ カスミソウ、ガーベラ、トルコキキョウ、夏花火、カワラナデシコ、カラー、ナスタチウム、ハナビシソウ、バラ、ラベンダー、ヘモロカリス エブリデイリリー、ベロニカ、エリオステモン ディフォミス ’プロファッション’、アジサイ、アリオギネ ハケイフォリア、ネムノキ…等々、他にもまだまだ咲いていますが、今回も、この辺りでオシマイに…
他の花々の様子は、直近のブログにて取り上げている例もあります。
小道具に池や小川等の水辺が必要な水辺の植物スイレンや花菖蒲等は我家にはムリ…ですが、ハンゲショウ(半夏生)は鉢植えでなんとか半化粧?しています。
※ 野菜類の花々は省略です。
これらの花々を眺めながら
鬱陶しい梅雨期を
乗り切るぞぉ~
エイ エイ
オー
(何? これ…)