6月20に沖縄地方は梅雨明けしたそうだが、遅れている近畿地方の今年の『 梅雨入り宣言 』…… どうなってる? 無いってコトは無いだろうし…
なんとか数日中には発令されそう…かな?
と気になっていたら、ようやく21日に近畿地方も梅雨入り宣言が出されたそうな…
21日って、夏至……だよね、確か…
昼間が最も長い日の夏日に2024年の梅雨入り……
なんだか季節感に違和感があるような…
今年の梅雨入りは、平年よりも15日、昨年よりも23日も遅い梅雨入りだって…
記録的には、最も遅かった梅雨入りが2019年6月27日で、21日は過去3番目に遅い梅雨入りになるそうな…
でも、梅雨入りの21日の当地は夏至に相応しい青空…
曇天だった前日の方が天候的には梅雨入りに相応しかったがのだけど…
梅雨期らしい線状降水帯発生の大雨予報は23日だって…
さぁ~て、梅雨時期の庭ですが…
鬱陶しい梅雨期でも似合うのが、春に咲いた花々が結実した未熟な青い実…
雨雲が途切れた青空を背景に眺めると、とても映えます。
そんな青い実が風にそよぐ様は正に清涼剤…
幾つかの種は現在まだ開花中の花盛り…だけど、結実した青い実をくっ付けた植物の姿を並べてみました。
< 食用果実 >
*富有柿:
地植え。樹齢約半世紀。 今年はやや不作年です。
異常現象に、早期発見、早期対処…が必要なフユウガキの青い実…
開花期が過ぎ、結実した頃から被害が出始めるのがカキノヘタムシガ(別名:ヘタムシ)による落実…
カキノヘタムシガの老熟幼生は、樹皮や分枝部の樹皮内部で越冬し、4月頃かに蛹化、5月後半頃には成虫となり落実や新芽蝕害が目立ち始める。
樹皮を剥がして探すと白っぽいウジムシのような幼虫が潜んでいます。樹皮の内部を蝕害された柿の枝は、傷口を修復しようとしてか、コブ状に盛り上がって細かくひび割れた荒れた樹皮を呈します。
時には冬期の時期にも防除処理したり…
放置した大被害の年には一日に100個もの落実も経験済み。 今年も既に薬剤散布したけれど、落実が完全ストップ出来ていないので、2度目の防除散布をした。
落実が一段落し始めた頃からはこっそりとカメムシの吸汁被害が始まるハズ…
緑色のカメムシは発見しづらく、被害痕も柿の実が色付き始める頃までワカリマセン。
被害を最小限に食い止めるには、早めの薬剤防除散布だけ…
*ブドウ ”藤稔”
大型鉢植え。 熟した実は美味だが、傷み易いので市場に出回りにくいとされる品種。
*ブルーベリー:
地植え、大鉢植えが全部で10株ほどあります。
・ノーザン系 デキシー:ズブの素人だったン10年前に、何の配慮も無く植え付けた数種の苗樹から唯一生き残っているのがこの樹。 今年最初に実が色付き初めた樹です。
・サザン系 :鉢植えが1~2本、生き延びています。
・ラビットアイ系 :現在のメイン系統。5~6品種あり。すべてが大鉢植え。
ブルーシャワーも実が色付き始めた。
*ビルベリー:
・地植え。 北欧の野山に自生するベリー狩りのベリーがこの品種。
実がとても小粒(数mm)です。収穫期は来月。
*ジューンベリー:
・地植え。 既に収穫期を終えていて、実はなし。
*ウメ: ――紅梅―――
・盆栽仕立ての鉢植え。
例年なら約10個の実を付けるけれど、今年は3個だけ実が付いていました。
先日、その内の一個が黄色く完熟して落果しているのを発見。
2個目も完熟までもう少し…
*ユズ:
・大鉢植え。 例年は約10個の収穫がありますが、今年は最初の開花期は完全落果… 二度目の開花期もなんとか1個だけ結実して徐々に実を太らせています。
*スダチ:
・地植え。 毎年実を付けているのに、今年は開花数が少なく、全て落実。
少々がっかり…
*レモン マイヤー:
・大鉢植え。沢山開花し、大半が結実したけれど、自力で摘果(落実)し、現在約10数個が梅の実サイズにまで太ってきました。
*ナツメ 皇帝:
・大鉢植え。 大粒種。 他の植物が新芽を伸ばし終えた初夏頃に、ようやく新芽が動き始めるナツメなので、6月は開花期だが、一部は結実し始める時期でもある。 なので、6月下旬のこの時期はとても小さな実… さて、最終的に何個が実を太らせるやら…
*サンショウ:
・地植え。 勝手生えが2本。
場所的に不似合いなので抜こうかなぁ…と思案しつつ数年経過。
蛇足ながら、よく似ているイヌザンショウとの識別能力を身につけておきましょう!
葉の付き方や形、トゲの付き方、サイズ、開花期、芳香性…等々に差異あり。
< 非食用の実 >
*老鴉柿:
・盆栽し立て。 この種は自家受粉がムズカシイと聞いているが、毎年、この株はたったひと株で自家受粉して実を付けている。
*マキ:
・地植えで2本。 既に我家の大樹で、剪定には梯子が必須。
2本とも雌樹。近所にも雄樹がないのに、実を付ける。 先端の丸い実が発芽用の種で、下方の円筒部が熟せば赤くなる食用可の甘い果実部。 実が赤く熟すとコレを狙って野鳥が飛来してくる。
*エゴノキ:
・地植え、白花種と赤花種の2本。 ぶら下がった鈴のように実は垂れ下がって付く。
*ナンテン:
・地植え。紅白2品種。 熟した実は野鳥の大好物。 でも6月は開花期で実はなし。
*姫ザクロ:
・盆栽し立て。 現在は開花中…
矮性種だけど、通常のザクロとよく似た花や実を付けるし、熟すと実が裂けて赤い実が見える。
*姫リンゴ:
・鉢植え。 自家受粉可能とのことだったので、家人の求めで今月購入したばかり。
*クチナシ:
・地植え。 一重咲き種だけで秋に赤い実を見られる。
八重咲き種も、矮性種もあるが実を付けない。
*ルビーサンザシ:
・盆栽し立て。 秋にはルビーを想起させるような赤い実を付ける。 望めば食用可。
*イチゴノキ:
・地植え。 常緑樹。 春に房状に花を咲かせて小さな実を付けたまま夏を過ごし、来季用の蕾(➜)を生長させながら、次第に青い実を太らせつつ、秋にイチゴに似た実を赤く色付かせる。 つまり、一年中、枝先に蕾と実が共存するので、剪定時には必ず花芽も実も同時に摘除することになる。
熟した実は食用可だが、食感はザラザラしているし、ほぼ無味…で、野鳥の飛来も少ない。
*更紗ウツギ:
・地植え。放ってると3m超の高さに伸びる。剪定部からの脇枝も高く伸びる。
細枝が出れば、しな垂れるので高さをキープ出来る。
*香りバイカウツギ:
・大鉢植え。 まだまだ新参者… 摘除し忘れた唯一の実です。
< 野菜類の実 >
野菜類も、次々と実を付けている。
*スイカ:
気になるのがスイカ… 大型プランターに2株植えているが、苗代が合計約1000円。
元を取るには最低でもスイカ一個の収穫が今年のノルマ…です。
雌花
雌花が咲き始めたので、雄花も咲きますように…と願いながら毎日の見回りが欠かせなくなってきた。雌花と雄花が同時に咲いていると人工授粉を試みる日々です。受粉作業が成功したか否かは実が太り始めるまでワカリマセン。その結果判明まであと数日か…?
*ゴーヤ:
地植え。 リビング前の花壇で4本を植え付けた。
大きくて頑丈な大型の小屋風の支柱を組み、周囲の4面と天井部をキュウリネットとビニル紐で覆い、伸ばし放題のゴーヤのツルを沿わせている。
真夏頃までには鬱蒼と茂るので、室内への地温輻射熱の抑制と、道路からのグリーンカーテンの役目を兼ねる。
*キュウリ、ピーマン、トマト、長トウガラシ、トウモロコシ、オクラ:
地植え。 夫々を3~9本。 既に実物野菜はポツリポツリと収穫中…
トウモロコシの実にヒゲが見え始めています。
狭い菜園だけど、一年中フル稼働しています。
全てが自然任せの伸ばし放題の育て方なので、丈が高い種やツル物については、それに耐えられるような高くて丈夫な支柱を組み上げている。
伸びたツルは天井部も使って這わせている。
その他、ミョウガ、ショウガ、ニラ、シュンギク等も栽培中。
夏を存分に楽しめます。
草花類の実の様子は割愛しました。
まだまだ漏れているかも知れないけれど、今回は、この辺りで The End …
皆さんチのお宅にお迎えしたくなりそうな品種があれば嬉しい限り…
コメをお寄せ頂ければ詳述も可です。
花談義は大歓迎…♪