先日、4月の平均気温が発表されましたよね。
観光船「ビアンカ」
当県では、4月の平均気温が、地方気象台所在地の彦根市が15.8℃。 県庁所在地の大津市が16℃。
大津市の気温は平年の13.1℃よりも3℃も高く、過去最高気温だったそうで、南国高知市(15.8℃)の気温も超えていたそうです。
因みに隣市の京都市は17.6℃(平年14.4℃)だったとのこと。
気温差1℃の上下は、緯度の1度分だけ南北方向へ移動したとほぼ同等の現象…とも言われています。
緯度1度=約111kmなので、3℃高温ということは、緯度的には3度南下≒333km南下…
虹 間近!
大津市が330kmも南下すると、どの辺りになるのだろう…
琵琶湖の島々:沖の白石(手前)と多景島(右奥)
大津市から約110km南方は、紀伊半島中部辺り…
約220km南方となれば、紀伊半島を超えて、太平洋へ…
約330km南方となれば、更にその南… 太平洋の真っ只中…
300km以上も南方へ移動したような、そんな南の地域の気温とほぼ同等の暖かい4月だった大津市…
以前に、乾燥地のカイロで約45℃の気温を体験したことがあるけれど、気温上昇がこのまま続けば、今夏はどうなるのやら…
浮御堂
――近江八景の「堅田の落雁」に描かれている名所――
「堅田の落雁」