< 滋賀県の桜前線 >
滋賀県へも桜前線が上陸し、大津市の膳所城址公園や三井寺はほぼ満開…
三井寺 2024年4月
石山寺(大津市)から彦根城趾辺りの平地では満開~5分咲き…
湖北の海津大崎は3~5分咲きとか…
これからは日々、桜の名所の満開情報が北上し続けます。
それでも、約18.8kmの尾根道(つづら尾半島)に約3000本の桜並木が続く湖北の奥琵琶湖パークウェイ(西浅井町菅浦)はツボミ~ちらほら咲き…とか。
奥比叡ドライブウェイや伊吹山ドライブウェイも見頃はしばらく先…です。
滋賀県随一の桜の名所は、以前に訪れたうぐい川両土手沿いに咲く「鮎河の1000本桜」(甲賀市)といわれています。
なので、滋賀県内では、早咲き種のハツミヨサクラや河津桜サクラから始まる観楼が約1ヶ月間ほど楽しめます。
すごい…! でしょ? ハイ、観楼期間が長いンです。
園満院 重文宸殿 2024年4月
庭園:相阿弥作池泉回遊式庭園(室町時代)
ここから、本来のテーマにも戻ります。
< 庭の春 >
今日この頃の時期は、雨さえ降らなければ…、とても楽しい庭なンですよ。
冬期は加温下に屋内管理していた寒がり種の洋ラン類を、4月上旬に完全の屋外管理に移動。
これで電気代も節約できます、ホッ……
去る4月2日に、開花品種数50種超え(こちら)…と記事化したばかりですが、その後も次々と庭の春舞台への登場花々が変化しています。
この時期、庭を巡回すると、自ずとわくわくとした気持ちがわき上がってきます。
病害虫の発生時期にはまだ少々早くて、見回りがとても楽しい時期…
それでも、ごく希に、越冬した緑色のカメムシを見つけるコトがありますが…
今回は、主に前回紹介しなかった花々とその後に開花した花々…を追記します。 順不同です。
【 五葉アケビ 】
珍しい五葉種のアケビです。 大鉢植え。
雌花が咲いても結実せず…でもう何年過ぎたやら… 結実が珍しいとは聞いていたがホントに難しい。
まだ一度も実を付けていません。三葉種の花粉株が必要とも聞いたような…?
そんな状況でも、今春も雌花を発見! でも僅かに2輪のみ…
連日、雄花を千切っては受粉の手助けを開始したけれど、結実するかなぁ…
雄花と雌花、とてもよく似ていて、ポケ――ッと眺めているだけでは発見は不可能。
雄花と雌花
左:雌花二輪発見! 右上:雌花 右下:雄花
雌花:サイズが1.5倍ほど大きく、蕊が直線的
雄花:多数あり、花サイズが小さく、蕊が丸く円球状
【 アネモネ 】
長年、唯一生き延びている株。地植え。個体名は不詳。
【 イカリソウ 】
僅か数日で花数をグンと増やしてきた。
【 エリオステモン プロファッション 】(ミカン科)
鉢植え。常緑。低花木。
【 オステオスペルマム キララ 】
大型鉢植え。 キク科。
【 ガーデンシクラメン 】
大鉢植え。植えっ放し。
花殻も摘除せず、種がこぼれ落ちて、自然発芽しては勝手に育って花を咲かせる。
毎年、鉢の中では、そんなリサイクルが見られる。
大鉢植えと自然発芽苗
【 ガーベラ エバーラスト 】
地植え。
【 カイドウザクラ 】
地植え。花木。 花姿をどうぞ…
花数がとても多く、いつもながら、開花期はとてもきれいですよ♪
咲き始めたこの花木が、見惚れるほどに見事な咲きっぷりで、現在の庭の文句なしの主役…です。
【 本ミツバツツジ 】
地植え。花木。
陽当り抜群の株は古株だけど生長不良、まだ開花せず。
終日明るい半日陰の裏庭植え株は定植10年弱だけど樹高は既に約3m。生長力抜群! もう開花した。
【 姫小菊 】
地植え。
【 南京子アヤメ 】
鉢植え。 沢山の花芽を付けた。
【 乙女子アヤメ 】(満州子アヤメ)
鉢植え。増え過ぎて3鉢に分株している。
だが… ここ数年、どの鉢もモウセンゴケがびっしりと蔓延ってきて、いつも湿った状態になっていた。
この冬に、ようやくコケの除去作業をしたが、既に時期遅し…だったようで、開花は3鉢でこの一花だけ…
乾燥好みのアヤメなので、長年の手入れのおさぼりはゼッタイ禁忌!ですねぇ…
花茎長はわずか数cm… とても小型のアヤメです
【 ワスレナグサ 】
こぼれ種からの勝手生え。地植え。
最初は赤花と青花を同等に植えて楽しんでいたが、毎年、こぼれ種だけの勝手生え苗をほぼ放任主義で育てていたら、生存競争で徐々に赤花種が劣勢となってきた。赤花種は、今季も、僅かに点在するだけ…
【 ミニガーベラ 】
地植え。個体名不詳。 今季初登場株。
【 ミスズスミレ 雪千鳥 】
地植え。こぼれ種での自然自生。 色調がお気に入りだけど、なかなか増えません…
【 ムスカリ 】
地植え。この一角のムスカリは比較的ゆったりと生えているのでサイズ的にほぼ正常…
他の場所は、ぎゅうぎゅう詰め状態が多くて、生き延びるだけで精一杯のよう…
【 ローズマリー 】
大鉢植え。 相当の古株です。 特に整枝しないので、茎枝は曲がり、絡み合い、複雑です。
【 カルセオラリア ハッピーポシェット 】
鉢植え。 我家に初登場種。 ユニークな花姿に、一度育てて見ようかなぁ…と。
【 シンビジウム 】
鉢植え。相当の古株。年中屋外。降雪でも平気です。
もう何年も植え替え作業をパスしているので、鉢の中はギュウギュウ詰め…
左:個体名不詳 右:エンザンヴイーナス シークレットラブ
【 スイセン キングアルフレッド 】
地植え。 スイセン類は種々あり。たまたま咲いていたのでパチリ…
【 スズランスイセン 】
地植え。 相当に増え過ぎて少々困っている。
【 バレンティナ バリエガータ コロニラ 】
鉢植え。 半ツル性。
【 蔓ニチニチソウ 】
鉢植え。 ツル性。
開花種では無いけれど、乗せておきます。
【 屋久島姫ウツギ 】
地植え。 トレリスに沿わせています。 開花までもうしばらく…
屋久島の自生地ではどのような樹形かなぁ…とちょっぴり気になります。
【 ボタン 島錦 】
鉢植え。 全部で3品種あります。 好きなので、もっと増やしたい気あり。
開花までもう少し…
【 ブドウ 籐稔 】
鉢植え。 今年も無事に萌芽を確認。ホッとします。
ブドウの剪定はまだ免許皆伝に至っていません。
好き勝手にツルを切るとそのツルが枯れ始めます。
節で切れとか、幾つかの事例が紹介されていますが、まだ、自分で得心出来ず…
なので、萌芽には安堵するンです。
【 フジ 】
大鉢植え。 好湿性なので、その鉢を大型水受け皿で受けて、常時水を張るように心掛けています。
夏のボウフラ対策には、オルトラン粒剤を放り込んだり、油性液剤で油膜を張ったり…
昨年はツボミが150個ほどありました。今年は、もっと多くのツボミが付いているかも…
いかがでしたでしょうか…
4月上旬の、My Garden の春景色…です。
2報に分けて紹介してみました。
関心が薄くてカメラを向け忘れている花々もあり、実際はもっと咲いているし、萌芽で魅力が増す株もあり、一年中代わり映えがしない立木類もあり、それらが奇妙に混沌と混じり込んで落ち着きや華やかさを感じさせる季節色が日々色濃くなっています。
説明不足の点も多々あるかと思います。お気軽にご感想やコメントをお寄せいただければ…と。