握力が低いと身体機能も低下し、
日常動作に支障を感じるようになることが報告されています。
握力トレーニングは、生活の質をキープするために老若男女誰にでも必要と言えます
ご存知のかたも多いと思いますが
握力は全身の筋肉量とも相関があると報告されていますね
具体的には、どのような筋肉との関連があるかといいますと
- 上腕二頭筋(力こぶ)
- 大腿四頭筋(太ももに筋肉)
- 腹筋
- 背筋
学生の頃、握力テストってなんであるのだろうと思われていたかた必見ですよ💡
握力が弱いと、以下のような特徴が見られることがあります
- 全身の筋力が弱い
- バランスが悪い
- 筋肉の量が少ない
- 歩行時の体力や持久力が低い
- 総死亡リスクが上がる
- 循環器疾患(脳卒中や心臓病)の発症リスクが上がる
- 脳機能の低下リスクが上がる
握力が強い人は全身の筋肉量も多い傾向があります
ならば!
握力を鍛えるためにどんな方法があるかと言いますと、レッスンでも取り入れている
- 懸垂(チンニング): 懸垂は握力を鍛える効果があります。懸垂ができない場合でも、他の方法で握力を強化できます。
- グーパー: グーパーを思い切り行うことで握力を鍛えられます。
- グリップボール: グリップボールを使って握力をトレーニングできます。
- 重りを持つ: 重りを持ち、手首を力こぶの方向に曲げることで握力を強化できます。
女性の握力平均値
18~79歳までの女性の握力平均値は以下の通りです。
18歳 | 19歳 | 20-24歳 | 25-29歳 | 30-34歳 | 35-39歳 | 40-44歳 |
25.70kg | 25.92kg | 26.84kg | 28.06kg | 28.06kg | 28.98kg | 28.67kg |
45-49歳 | 50-54歳 | 55-59歳 | 60-64歳 | 65-69歳 | 70-74歳 | 75-79歳 |
28.54kg | 27.72kg | 26.99kg | 26.36kg | 24.85kg | 23.78kg | 22.32kg |
(参照:令和3年度体力・運動能力調査結果報告書の概要及び報告書)
女性の握力平均値は
30代後半から40代でピークを迎え
男性同様60代後半から低下していきます。
20〜40代の平均は約28kg。
20代から60代前半まで、20台後半を保っています。
2023年、女性の健康とメノポーズ協会の主催する「女性の健康経営アワード®で奨励賞を受賞」いたしました。
寛仁親王妃信子殿下は
公益社団法人 女性の健康とメノポーズ協会名誉総裁を務められております