LED電球が白熱電球の販売数を超える、GfK Japan調べ
GfK Japanによると、7月第1週にLED電球の電球市場を占める割合が約5割に達し、白熱電球の販売数を上回ったという。
ジーエフケーマーケティングサービス ジャパンは7月6日、「家電量販店店頭におけるLED照明(LED電球、LEDシーリングライト)の販売動向」を発表した。それによると、電球市場におけるLED電球の占める割合が今年7月第1週には約50%に到達。白熱電球の販売数を上回ったという。
電球市場における数量構成比は、昨年2010年6月ごろは白熱電球が60%前後、LED電球は20%前後と、既にメーカー各社よりある程度LED電球のラインアップは充実していたが、依然白熱電球がシェアの半数以上を占めていた。しかし、今年2011年6月時点の状況を見るとその差は逆転、LED電球は43.5%と大幅に数量を伸ばし、月間で初めて白熱電球を上回る結果となった。また、7月第1週(6月27日~7月3日)には49.8%と勢いを強め、電球市場におけるLED電球のシェアは約半数に到達している。この1年で大きな変動があった電球市場だが、この急激な変化は3月から4月を起点に発生しており、とくに関東甲信越地方では5月時点でLED電球が白熱電球を逆転、以後2か月連続でその差は開き続けている。
「LED電球の平均価格動向をみると、需要が急伸した3月以降はほぼ横ばいで推移していることから、今回のLED電球に対する需要増加は価格の下落が主な要因ではなく、3月11日に発生した東日本大震災後の計画停電等よる節電意識の高まりなど、消費マインドの変化よる側面が大きいと考えられる」(同社)。
さらに、LEDシーリングライトの需要も拡大しているようだ。「シーリングライト管球別 数量・金学構成比」の調査によると、LEDシーリングライトの市場を占める数量構成比は2011年1月時点では2.2%だったが、6月時点では15.8%と大きく数字を伸ばした。加えて、金額構成比は42.7%と初めて金額ベースで他管球シーリングライトを振り切り、最多シェアを獲得している。また、関東甲信越地区では数量構成比は17.1%、金額構成比では45.7%と電球市場と同様に全国平均を上回る傾向が見られた。
「2010年8月以降にシャープ、東芝が相次いでLEDシーリングライトを発売したものの、平均価格が4万円台と丸形スリム管や丸形ツイン管のシーリングライトに比べ約4倍高かったことなどから、2011年年初時点では数量構成比はあまり伸びていなかった。しかし、2011年4月以降には急速な販売数増加が起きており、これは節電意識の高まりと併せ、パナソニックが市場参入するなど、製品ラインアップが拡充された結果だと考えられる。加えて、平均価格が約3万8000円と年初に比べ、約9%下落したことやシーンに合わせて明かりの色味を調節できる調色機能をもったモデルが充実してきたことも、LEDシーリングライトへの買い替えを後押ししている要因だと思われる」(同社)。
また、今後のLED照明の展開について同社は「今夏は再び電力不足になることが懸念されており、一部企業でも節電対策で休日操業を導入するなど、節電ムードが全国に広がっている。そのため、消費電力を抑えられるLED照明に対する需要は底堅く、加えてLED小丸電球やLED蛍光管などの製品ラインアップも広がりを見せているので、今後はさらに幅広く進展していくだろう」とコメントしている。画像有
■提供 Life Style
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1107/08/news099.html
日立、既存の蛍光灯器具が利用できる直管形LEDランプのリニューアルセット発売
日立グループで家電製造・販売の日立アプライアンスは、既存の40形直管蛍光灯器具が利用できる直管形LED(発光ダイオード)ランプのリニューアルセット20機種を7月13日から順次発売する。直管形蛍光灯からの切り替えを容易にし、大幅な節電が可能になるLED照明への変更を促す。蛍光灯器具と比べて消費電力を約44%削減する。従来の器具の活用に加え、一部交換、一式交換のリニューアル方法も用意した。
発売する直管形LEDランプは、高効率の構成部品や明るさを自動調整して余分な明るさをカットする照度補正回路を採用したことで消費電力を抑制。従来の蛍光灯器具とほぼ同等の約94%の明るさを持ちながら、消費電力を半分近く削減する。寿命も蛍光ランプの約3倍(4万時間)と長く、維持・管理コストを抑えることもできる。
リニューアルセットは、ランプ両端部を蛍光灯で一般的なG13口金用と同じ形にし、既存の蛍光灯器具にそのままはめ込めるようにした。口金から給電する従来型とは違い、給電ケーブルをランプに接続して通電する方式を採用。誤って蛍光灯を接続しても通電はなく、トラブルを防止できる安全性が最大の特長になっている。外部給電方式は現在、業界団体の日本電球工業会が規格化を進めている。
既存の器具を利用するタイプのほか、ソケットなど一部の部品を交換するタイプと、器具一式を取り替えるタイプの3パターンをそろえ、蛍光灯器具の種類や使用状況に合わせて幅広く対応する。40形直管蛍光灯器具はオフィスや店舗の業務用で広く使われていることから、東日本大震災に伴う電力不足によって高まる節電需要に応え、LEDへの切り替えを促進していく。
■ECO JAPAN
横浜市庁舎を全館LED照明に、20%電力削減の一環
横浜市は、省エネ・節電対策の一環として市庁舎の照明を全館LED化する。全蛍光灯をLED化して4.8%の消費電力を削減。まず廊下などの共用部から転換する。合わせて勤務時間のシフトなどを実施して市庁舎で今夏の計20%の電力削減を目指す。6月8日に発表した。
同市によると、昨年度の市庁舎のピーク時電力だった1191kWのうち16%は照明に使われており、LED化によって4.8%に当たる58kWの削減ができると試算している。7月ごろから順次切り替えてゆく予定で、完了時期は未定だ。
横浜市は昨年度から照明のLED化に着手しており、既に、1、2階の吹き抜けホール「市民広間」と3、4階の廊下照明に先行導入済み。市民広間では、白熱灯107灯、蛍光灯40灯をLED照明に交換して消費電力を4分の1へ削減することに成功した。
当初は、共用部までのLED化を検討していたが、夏の電力削減を機に、執務室を含む全館をLED化することを決めた。
執務室の照明は、ちらつきなどが問題となるため、調査して環境に適したLED照明を選定する。LED照明の導入費用は、購入だけで5000万円超かかる見込み。今後予算化してゆく。
夏の電力不足対策は、昼休み時間を午後1時以降にずらす「ランチシフト」、超過勤務を始業時間前にして定時退庁を守る「ワークシフト」、市庁舎全館の照明50%減灯など。さらにパソコンやプリンターの休止や省電力設定を徹底。7月1日から9月30日まで実施する。(画像有)
■提供 日経ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110622/548189/?ST=led
東芝ライテック、停電で点灯するバッテリーLED付きLEDシーリングライト発売
東芝グループで電球・照明器具製造・販売の東芝ライテックは、LED(発光ダイオード)照明の「E-CORE(イー・コア)」シリーズで、停電が発生した際に内蔵バッテリーで自動点灯する業界で初めての補助LEDが付いたLEDシーリングライトを7月15日発売する。天井に直接取り付けるシーリングライトの薄型デザインを維持しながら、停電時に安心できる機能を加えた。
停電を検知すると、初期の状態で2mの直下照度で5Lx(ルクス)の照度がある補助LEDが自動的に点灯する。7時間のバッテリー充電で、点灯時間は30分以上となる。充電は、器具を通常使用している時に行われ、充電中は緑色のLEDが点灯し、充電が終わると消灯する仕組み。バッテリー交換時期になると、緑色のLEDが点滅する。
壁のスイッチをオフにしたり、ブレーカーの電源が遮断されても、バッテリーで補助LEDが点灯する。そのため、壁のスイッチがオンの状態でも照明を消灯できるよう、通常の手元のリモコンのほかに、壁スイッチ近くに取り付けるボタン1つの常設用リモコンが付属。壁のスイッチをオフにする際は、このリモコンで補助LEDを消灯する。
8畳用で、器具の明るさ(光束)は3660Lm(ルーメン)、消費電力は通常時61W、充電時62W。明るさは1~100%で調節でき、21色の光の組み合わせで色の調整も可能。LED光源の寿命は4万時間。省エネ意識の高まりや節電からLED照明の普及が進む中、停電時の補助LEDで付加価値を付けて差別化した。年間2万台の販売を目指す。
■提供 ECO JAPAN
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20110621/106714/
IDEC、色温度を調整可能なLED照明ユニットを発売---2色のモジュールを交互に配置
IDECは、工場やオフィスの天井照明として使えるLED照明ユニット「LG1J」シリーズ3機種を2011年6月22日に発売する。プログラマブル・コントローラ(PLC)やセンサと組み合わせることで、環境に応じた調光制御システムを構築できるという。
新製品では、昼光色タイプ、温白色タイプの他、両色のモジュールを交互に配置した混色タイプの3種類を用意した。そのうち混色タイプは、昼光色モジュールと温白色モジュールの制御が独立しているため、両者のバランスを変えることによりさまざまな色温度・照度を実現できる。例えば夏場には昼光色の照度を上げて視覚的な涼しさを演出したり、逆に冬場には温白色の照度を上げて暖かさを演出したりすることが可能だ。
こうした色温度の調整による視覚的な効果を利用することで、照明の消費電力だけではなく、空調の消費電力も減らしやすくなるとIDECは見ている。昼光色タイプおよび温白色タイプは、色温度は変えられないが、照度は調整できる。
■提供 日経 ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110614/548005/?ST=led
