ハイチ シグノ病院で3年ぶりにレントゲン撮影が可能に! | 国際支援団体•認定NPO法人 Future Code

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国際医療支援団体であり、医療の届かない場所に医療を届ける活動を基本として教育、貧困、公衆衛生など様々な途上国の問題に対し、日本人として何ができるのかを考え、行動を続けています。支援事業は農業/食糧支援、ソーシャルビジネスによる雇用創出等、多岐にわたります。


2013年2月26日 ハイチ地震から3年が経過。Future Codeが結核感染対策にレントゲン撮影の構想を始めてから約2年が経過。
2012年に日本の寄贈でレントゲンが譲渡され、これをレオガン シグノ病院で実用化するため努力を続けてきました。
昨日まで準備を続け、本日、撮影を試みることとなりました。
まずは、やはりシスター須藤昭子先生を撮影。

        
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撮影されたフィルムを持って技師さんがフィルムの現像に暗室に移動。
緊張した時間が流れました。これで撮影がうまくいかなければ今はまた手立てがなく、これからどうしよう、という想いです。

技師さんが暗室からフィルムを持って出てきて、フィルムを窓にかざした瞬間...撮れている!! 


        
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現場は歓喜に沸きました。3年ぶりに結核療養所にレントゲン装置が戻った瞬間でもありました。

2人目には、私 大類が撮影してもらいました。

      
       
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しっかりと診断できる写真です。(もちろん二人とも異常ありませんでした笑)

        
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これからこの場所で日本のレントゲン機材が、患者さんに貢献する最初の日となりました。
もちろん、私たちの企画している結核無料検診も、まだ課題が多くあり、これがまだまだスタートです。
しかしこれは本当に本当に嬉しいことでした。


         
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情熱を持って挑戦し続けることで、変えることのできる現実もある、ということを全身に感じながら、結核検診の実現に向かいます!