現在私たち NGO Future Codeでは、南アジアのバングラディッシュと、カリブの島国ハイチ共和国で中長期の活動を続けています。
この11月後半には、ハイチ共和国での活動のため、代表 大類が再度ハイチの現地へ渡航する予定です。
私たちはハイチ国内で、「ハイチ結核検診プロジェクト」と「ハイチ孤児院食糧・栄養支援」の2つのプロジェクトを継続しております。
今回の最大の目的は、ハイチ孤児院食糧・栄養支援プロジェクトです。
西半球最貧国とも言われるハイチ共和国では従来の希薄な社会基盤に追い打ちをかけるように、2010年に大地震が起こりました。その地震は、今期では最大規模といわれるほどの被災者を出し、いまだ復興には長い時間が要されます。
前回の渡航時には孤児院を調査し、その結果4割近い孤児が標準体重に満たないことも明らかとなりました。その支援を目的とした「みらいはゆめいろ展」では日本全国7か所でハイチの孤児などの絵画展をし、いただいたたくさんの皆様のお気持ちを、ハイチの孤児院の食糧と栄養支援に変えるため、現地との調整を進めております。
このハイチの孤児へのプログラムは慢性的な栄養不良が引き起こす病気に対する抵抗力の低下を、食糧、栄養を継続的にサポートすることで、結果的に感染症等の減少を期待し、さらに巡回診療を行うことで、健康面と医療面のフォローします。
ハイチ国内では、驚くほどの数の孤児院がある中、少ない箇所ではありますが、まず3箇所の孤児院からパイロットプロジェクトをはじめながら、孤児の健康と医療面のデータ―と共に継続させる予定です。
またNGO Future Codeのハイチプロジェクトでは、この「ハイチ孤児院食糧・栄養支援」と、もうひとつ、「ハイチ結核検診プロジェクト」を展開中です。ハイチでは結核感染は深刻であり、依然、命を奪う病気であります。国民の約60%以上が罹患していると云われ、いまだ正確な数はわかりません。
そんな中、次回の渡航でも、この結核感染症に対しハイチ国内にレントゲンの機械を導入するため、また、住民へ結核の無料検診を実地するため、調整を進めております。
2010年のハイチ地震から、時間が経過する中、細く長く中長期に渡る支援を継続させていきたいと思います。
まだまだ私どもも力不足でありますが、皆様のご声援を胸に、活動を継続してまいります。
どうか皆様暖かなご声援、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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NGO Future Code
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