ハイチ 結核検診を開始! | 国際支援団体•認定NPO法人 Future Code

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国際医療支援団体であり、医療の届かない場所に医療を届ける活動を基本として教育、貧困、公衆衛生など様々な途上国の問題に対し、日本人として何ができるのかを考え、行動を続けています。支援事業は農業/食糧支援、ソーシャルビジネスによる雇用創出等、多岐にわたります。

2011年の5月より、Future Codeはハイチにて結核検診実現のため活動を開始しました。

その後のいくつかのプロジェクトを経て、シスター須藤明子先生と共に2013年6月10日、ついに結核検診を開始しました!


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ハイチ医師研修プロジェクトに参加したパスカル医師、ジャッセン医師に加え、ハイチ友の会代表 小澤先生とも合流し、咳や痰などの症状がある患者さん、また家族が結核にかかっている患者さんなどを中心にレントゲン撮影をし、診断し、そして治療につなげています。

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すでに本日だけでも、「症状は長くあったが、レントゲンが費用が高いので受けれず、検査を今までしていなかった」という患者さんの撮影も行うことができ、そのなかでは結核が濃厚に考えられる患者さんも発見し、精密検査で結核と診断することができています。


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結核のリスクの高い患者さんを特に選んでレントゲン撮影しているせいでもありますが、とても高い確率で結核疑いの患者さんを発見しています。
しかしながら、何も見つからなくても、「特に異常はないよ」という言葉で、「よかった、ありがとう!」といって帰っていく患者さんを見るととても嬉しく思います。

数字には表れなくても、安心してもらえる医療を提供できる、ということも、とても大きな意味を感じています。
患者さんたちによろこんでもらえていることも大変嬉しく思い、この地域でやはりこのような検診のニーズがあるのだということをひしひしと感じながら、私たちはできるだけ多くの方に検診を受けていただけるよう、明日からも引き続き努力したいと思います!

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皆様、どうぞこれからも暖かなご声援、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。