バングラデシュの活動報告です。
バングラデシュでは、Future Codeバングラデシュ支部のスタッフを中心として、現在まで、沿岸部の健康調査と医療活動、そして首都ダッカでの孤児院での診療などを現在まで継続しておこなっております。
右:バングラデシュ支部長 シャキブル・ラーマン医師
今回、以前から現地のニーズの高かった看護師の教育について、プロジェクトを開始することとなりました。
バングラデシュでは、大学機関等で教育を受けた正規の看護師免許をもつ看護師は10人に1人ほどの割合です。しかしながら医療現場の戦力として、看護師の需要は高く、多くの看護師が、病院で働きながらでも受講でき、技術と知識の強化ができ、さらに雇用創出までできるプログラムが必要とされていました。
私たちはバングラデシュ ダカで、プログラムの考案のために数箇所の病院を回り、現場の医師、看護師から詳細に聞き取り調査を行うと共に、使用されている医療機器などを見学してまわりました。
病院の医師、看護師より詳細な聞き取り調査
各病院をまわりながら情報収集をする中で、十分に教育を受けた看護師の数も少なく、看護師教育のプログラムを望む声を多く聞き、その必要性を再認識致しました。
今後もプログラムの充実に向けて努力を重ねます。