<バングラデシュ 病棟実習と試験前レクチャー> | 国際支援団体•認定NPO法人 Future Code

国際支援団体•認定NPO法人 Future Code

国際医療支援団体であり、医療の届かない場所に医療を届ける活動を基本として教育、貧困、公衆衛生など様々な途上国の問題に対し、日本人として何ができるのかを考え、行動を続けています。支援事業は農業/食糧支援、ソーシャルビジネスによる雇用創出等、多岐にわたります。

病院内ICUで、呼吸器の管理についてや衛生に関して今回は重点を置き、注意しながらラウンドを行っています。

さらに日本からも新たに2名の看護師が合流し、この一週間はよりベッドサイドでの看護実習を強化。効果的な体位変換、体位ドレナージなども実際にベッドサイドで実習します。

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正式にプロジェクトを開始した1年4か月前と比べると、かなり雑然としていた場所も整理され、改善されたこともあります。
しかし少し忙しくなるとすぐに呼吸器のアラームへの対応の遅れなども見られ、まだまだ多くの課題はあります。

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そして今回、この一年間で勉強した知識と技術を確認するため、看護師たちに筆記試験と技術試験を受けてもらう事となり、試験前の最後のレクチャーを行いました。

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もちろん勉強をよりしてもらうための「試験」ではあるのですが、「試験」は試験。看護師たちも皆、真剣にレクチャーに聞き入り、ノートを取ることも、いつもより特に気合が入っている気がします。

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レクチャーの中でも、現地看護師教師や生徒に実際に患者役に協力してもらい、効果的な患者さんの体位移動なども実際に皆で実習します。

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頭で理解するだけでなく、現場で使える知識を「実際にやってみる」という事を体感し、その上で今後それを現場で使えるか意識してもらえるようにしています。今後も根気強く彼らのモチベーションをさらに上げていく事も考えながら、私たちも取り組んでいきたいと思います。