2012年12月5日 ハイチ共和国大統領ミシェル・マーテリー氏が来日し、東京にてレセプションが行われました。
ハイチの大統領の来日は歴史上初めてのことです。
私たちFuture Codeも招待いただき、青山理事と中村看護師/プロジェクトコーディネーターの2名が出席いたしました。
大統領のスピーチとして、今回の訪日に際して、両国の友好関係が益々深まることを期待し、またPKO派遣部隊、NGOやその他関係者の方々に、震災からの復興を契機とした様々な支援に対して感謝を述べられました。
そして未曾有の事態となった2010年のハイチ地震を乗り越え、ハイチは復興を遂げることを固く信じ、また「千里の道も一歩から」という日本の言葉、この言葉が好きだ、ということも。
大統領ともお話をさせていただき、私たちFuture Codeはハイチ国内において医療支援や孤児院支援を継続させていくことや、現在もハイチで活動中であることをお伝えしました。
大統領からは、感謝のお言葉や、また今後も継続して活動してほしい、とのお言葉をいただきました。
私たち日本人も多くの震災を経験してきました。
災害のもたらす悲しみを知り、現在も東日本震災の復興に向けて努力しています。
ハイチ共和国も、この東日本震災が起こったときに、真っ先に日本に連絡をくれた国の一つでありました。
両国のこの災害の悲劇を忘れず、そしてこれからの未来を創る、より強い絆となっていくことを願います。
Future Codeの活動においても、時には国境を越えた官民の連携、つまりハイチ政府と連携しながら活動を進めることは必要です。
最終的には、復興にはハイチ政府の統治が行き届くことが必須であると考えられますが、「千里の道も一歩から」
今、私たちにできることを考え、今そのハイチの土地で生きているハイチの人々と共に一歩ずつ、一歩ずつ前に向かって歩いていきたいと思います。