約1年半前に正式に開始したこのプロジェクトも一つの節目を迎えました。
様々な状況から、少し遅れはしたものの、おかげさまで年間に予定していたプログラムを終える事が出来ました。
そこで小さな式典を病院が開催したい、という事で、1年半コースに出席してきた看護師たちに、”これからが本番であり、頑張って欲しい” との想いを込めて、お祝いをしました。
病院からも、このプロジェクトに対する感謝がスピーチ頂き、私たちからも、今の国際社会で生きる私たちが互いに文化や宗教をこえて学びあうと言う、相互理解の大切さを話しました。
「これは何かを達成したのではなく、始まりに過ぎない」
何かを始めることより、続けていく事は難しい。そして続けた先にこそ、何かを達成する可能性がある。
このプログラムにおいては知識や技術を学んだことを、実践できてこそ意味があったと思えるものでもあると思います。ここからが彼らと共に私たちが挑戦する始まりでもあるわけです。
そこを常に私たちも見つめながら、この先もこの病院で活動を続け、彼らと協力を深めながら、プログラム内容のフォローを行って行きたいと思います。